hideって誰? hide The 23rd Memoria...の画像はこちら >>

X JAPANのギタリスト“HIDE”として、 そしてソロアーティスト“hide”として、 日本の音楽シーンに多大な影響を与え続ける彼の展覧会の開催が決定した。 かつてhideのアートグラフィックや作品タイトルにも使われた、 hideらしい皮肉とユーモアを込めたキャッチコピー"Who's this ugly pink machine?"(このピンクの異端児は誰?)がある。
東京オリンピックの開催された1964年生まれのhide。 そして、 再び東京オリンピックが開催された2021年に、 改めてアーティストhideの魅力に触れてもらいたい、 その願いをこめた遊び心あるキャッチコピーとして採用された。 X JAPANのギタリスト「HIDE」として、 そしてソロアーティスト(hide with Spread Beaver/zilch)として、 日本の音楽シーンに多大な影響を与え続ける「hide(ヒデ)」。 1998年5月2日急逝後、 2000年7月20日にhideの生まれ育った神奈川県・横須賀市に誕生したhideの全てに会える場所 「hide MUSEUM」は、 2005年に惜しまれつつ閉館するまでに延べ50万人に及ぶファンの方々が来館。 hide永眠から23年目を迎え、 hide The 23rd Memorial プロジェクトの一環として、 2021年版・新たなる視点で構成された企画展「PSYCHOVISION hide MUSEUM Since 2000(サイコビジョン ヒデミュージアム シンス 2000)」の開催が決定した。 hideが「人間の精神性(アナログ)と科学技術(デジタル)の融合」を意味する言葉として、 自身の世界観の言語化=造語に使用した「PSY(+単語)」の表現にこだわり、 場内は時系列に沿った形ではなく、 「hideの多面にわたる魅力の醍醐味」をカテゴリごとに体感できる5つのゾーンで構成され、 幼少期からロックへの目覚め、 初めて結成したバンド横須賀サーベルタイガー・X JAPAN・ソロ活動と、 アーティストhideが誕生し、 世界を魅了するまでのゆかりある品々を紹介。 “hideが見据えた未来”をテーマに展開される。 hideオフィシャルマネジメント事務所・HEADWAX ORGANIZATION CO.,LTD.が保管・管理してきた貴重な資料の中から、 hideが実際に着用した衣装や愛用ギターを初め、 誰もが一度は耳にしたことがあるであろう名曲の直筆歌詞など、 hideの体温と、 唯一無二の世界観を感じる貴重な「実物」だけを展示。 またヴィジュアルに徹底的にこだわったhideを撮り続けた世界的に活躍するフォトグラファー 管野秀夫氏の全面協力による、 圧倒的な作品たちの展示と共にhideとの撮影エピソードが語られる。 そして、 2021年版hide MUSEUMの新たな試みとして、 ARアプリを使用したフォトスポットが設けられるなど「現在進行形のhide」が体感できる展覧会となっている。 当展覧会のメインヴィジュアルはフォトグラファー 管野秀夫氏の写真をもとに、 国内外、 ジャンルを問わず多岐に渡り活躍しているアーティストの澁谷忠臣氏による作品で、 hideの名曲「ピンク スパイダー」からインスパイアされて特別に描き起こしされたアート。 会場では澁谷氏アート他、 hideの遊び心が満載に感じられる当展覧会オリジナルグッズも販売される。
(販売グッズの詳細は決定次第、 公式サイト上で発表予定。 )当展覧会は、 hideが永眠してから22年目・23回忌を迎えた2020年に開催する予定であったが、 新型コロナウイルス感染拡大を受けて、 hideが愛したファンの命の安全を第一に考え延期されていた。 この度、 政府及び東京都の「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」に沿って新たに策定された対策を講じ、 ご来場の皆様とスタッフの、 健康と安全の確保を最優先に運営、 開催される。 また、 通常の展覧会で行われる"キャプションを多用した展示"での密状態を緩和するため、 あえて文字での表現は削減し、 「hideの軌跡と体温」を肌で感じていただけるレプリカではない"本物"の展示にこだわり、 hideとのひとときを安心して過ごしていただけるよう配慮されている。
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