今年4~6月にかけて開催された岸政彦の「生活史の社会学」、 8月に開催された上間陽子による「沖縄社会を生きる女性たちのライフヒストリー」に続く『沖縄シリーズ』の第3弾を開講。 今回は、 参与観察調査の専門家である打越正行が、 沖縄の暴走族やヤンキー、 建築作業員の世界で起こる人生の選択について説明。
10年以上にわたり記録された彼・彼女らの生活史から、 沖縄社会の現実と日々繰り返される行為選択の合理性を考える。 沖縄の暴走族やヤンキーの若者が生きる地元は、 厳しい上下関係がしかれ往々にして暴力が起こる過酷な世界。 彼・彼女らの多くは早々に学校に見切りをつけ、 地元の人間関係の中で働いている。 本講座では、 彼らの人生観や日々繰り返される行為選択の合理性について、 社会学者の打越正行が詳細な調査データに基づき説明。
社会学者・打越正行の解説による「ヤンキーと地元の社会学」沖縄シリーズ第3弾開催!
また、 調査内で用いた参与観察法も解説。 参与観察は、 調査対象となる社会で具体的に与えられた役割を遂行しながら調査する方法。 講師は、 暴走族やヤンキー、 建築作業員のパシリとなって10年以上にわたり調査を行ってきた。今回は、 参与観察から見えた沖縄の共同体について考察。

ヤンキーと地元の社会学

講師:社会学者 打越 正行 受講形態:オンライン 開催日時:12月18日(土) 18:00~19:30 アーカイブ配信期間:12/24(金)~1/31(月) 受講料金:NHK文化センター会員・一般(入会不要) 税込2,750円 主催:NHK文化センター仙台教室 ▼お申込みはこちらから https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1241642.html
社会学者・打越正行の解説による「ヤンキーと地元の社会学」沖縄シリーズ第3弾開催!
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