
12時位置のインダイヤルは、ストロークカウンター。10時位置のプッシュボタンで1ホールごとの打数をカウントする。
かつて、見るものを熱狂させる野球の面白さを"メークドラマ"と表現したのは長嶋茂雄だが、言い得て妙とはまさにこのこと。多くのスポーツは、タイムやスコアといった記録の背景にある選手やチームの“ドラマ”に心を動かされ、その体験がスポーツの魅力のひとつとして記憶に残ったりする。それは、1996年に首位とのゲーム差が最大11・5もある状態から劇的なリーグ優勝を遂げた長嶋監督時代の読売ジャイアンツしかり。パリ五輪で同じく奇跡の大逆転劇でトップに躍り出て、五輪連覇を達成した堀米雄斗もしかりだ。
そんなスポーツにおける“ドラマ”を、記録として共有してくれるのが、様々な競技の計測機能を搭載した機械式時計だ。その中でもクロノグラフは、モータースポーツやセーリングを筆頭にスポーツと密接に関わる存在。現代では、実に多彩なスポーツの“ドラマ”を共有できる時計を選べるようになってきた。
そこでゴルフ好きに推したいのが、〈ヤーマン& ストゥービ〉の“トランス アトランティック TA3”だ。同社は、機械式ゴルフウォッチというカテゴリーを切り開いてきたパイオニア的存在。これはその代表作で、特許取得のゴルフカウンターウォッチ。
※『Safari』6月号248ページ掲載
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文=遠藤 匠 text : Takumi Endo