
〈ロンハーマン〉は、アメリカ・西海岸のムードをたっぷりと感じられるスペシャリティストア。高品質でありつついい感じのヌケ感を得られるアイテムが豊富に揃うから人気は衰えない。
ごくごくベーシックなデザインに、心地よく着られる作りとナチュラルな風合いを楽しめる素材感。大人カジュアルに欠かせない要素をすべて網羅したスウェットアイテムは、なんてことのない毎日をもちょっといい日にしてくれるはず。当然この春もスウェットのラインナップは大豊作。どんな1着と出合えるか、ここでチェックしておこう!
[ロンハーマン]RON HERMAN“定番VS新定番”定番クルーネック3万6300円、かぶりタイプ初の新定番フーディ3万9600円(以上ロンハーマン)モダンに進化した定番モデルによきライバル、フード付きも登場!
〈ロンハーマン〉のスウェットといえば、オーガニックコットンを採用し、裏毛がタオル地のようにループ状になった“フレンチテリー”に仕立てた、クルーネックシャツが大定番。フレンチテリー生地は肌触れ面積が少なく吸汗速乾に優れるため、春夏でもドライで爽やかに着られるのが魅力だ。これまではヴィンテージ見えする味なデザインが多かったが、今季はそうして味な加工やディテールは一掃して、モダンな雰囲気にアップデイト。加えてフーディタイプも初登場。どちらもすっきりと着られて、小僧っぽくならないのが嬉しい!
“復活8100”

小規模で環境に優しい農法で作られたザンビア産コットンを用いたスウェットシャツとジップアップフーディ。どちらもほどよく厚みのある生地感や、裏面のループを短くした軽やかで柔らかな肌触りが特徴だ。また〈ロンハーマン〉が“ファーマーズ360°リンク” と取り組んだプロジェクトにより、このスウェットに使われるコットンを栽培した農家について知ることができ、加えて彼らに直接的に支援も可能。そんなハッピーな仕組みにも参画できる、心温まるアイテムだ。
“カラーダメージ”

春の陽気にぴったりなカラーリングが魅力のコチラ。
“セットアップ”

半袖T、ショーツ、どちらもオーガニックコットンのインレーニット生地を採用したことで、薄手で柔らかく伸びもいい、非常に心地いい仕上がりに。袖口や裾口をカットオフ仕様にしたことで、ヌケた印象も格上げ。加工による経年変化したような表情やフェードしたトーンなど、これまたレイドバックした雰囲気を感じるしかけも魅力だ。いい感じに焼けた肌との相性もよさそうなだけに、この夏のバカンスはこんなセットアップで楽しみたい!
INFORMATION
●ロンハーマン
TEL:0120-008-752
写真=丸益功紀 スタイリング=田川 匠 文=八木悠太
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Takumi Tagawa text : Yuta Yagi