
〈フェラガモ〉が、フェラガモ公式ウェブサイトおよび、フェラガモ銀座本店、フェラガモ伊勢丹新宿店、フェラガモ阪急うめだ本店にて現在展開中なのが、カプセルコレクション“バック・トゥ・アース”。ファッションと自然の対話を再び紡ぎ出し、地球の美しさに捧げるこのコレクションは、まさにブランドの誠実さがあふれたもの。
今回〈フェラガモ〉が展開しているのは、地球が持つ再生的な美しさを称え、自然素材とイタリア製を重視したレディ・トゥ・ウエア(既製服)およびアクセサリーコレクション。創業者サルヴァトーレ・フェラガモは「自然は、自由を与えられたとき、あらゆる傷を癒してくれる」といったそうだが、1940 年代から藁(わら)、 コルク、ヘンプなどのリサイクル素材や自然由来の革新的な素材を探求してきたも同ブランド。その先駆的な取り組みは今日まで続いていて、このカプセルコレクションもそのような思想が背景にあるともいえそうだ。
具体的に見てみよう。この“バック・トゥ・アース”コレクションでは、レディ・トゥ・ウェアにはコットンとシルクを使用し、アクセサリーにはベジタブルタンニングレザーを採用。また、ファブリックには、大理石、天然の土の顔料、植物性炭などのミネラルパウダーを用いたイノベーティブな染色とプリントが施されている。使用されているコットンはすべて、イタリア・プーリア州やシチリア州の農地で栽培されたものを調達するというこだわりようだ。



話題のアイテムも登場している。たとえば、ベジタブルタンニングレザーのアッパーと天然ゴムのソールを組み合わせたアイコニックなバレリーナのモデルがそれ。また、〈フェラガモ〉では、クリエイティブな才能にあふれる若手60名に呼びかけ、ブランドの最もアイコニックなプロダクトをサステナブルな視点で再構築するという新プロジェクト“フェラガモ・サーキュラリティ・ハッカソン”を実施しているが、そこで再解釈されたHugバッグも話題性が高い。なにしろこの限定Hugバッグは、イタリア国内から調達されたレザーのみをベジタブルタンニングを施し、使用。


ちなみにコレクションに使用される特別パッケージは、責任ある管理が行われた森林からの再生紙、リサイクルのコットンや木材を使用。ラグジュアリーと責任ある選択が共存できることを示している。まさに至るところにまで、ブランドの価値観と本コレクションの本質を体現した誠実なコレクション。さりげなく意識高めがいいんじゃない?
INFORMATION
●フェラガモ・ジャパン
TEL:0120-202-170
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