
『Safari Online』で配信してきた記事の中から、〈アディダス〉を着用したセレブのコーデをまとめてご紹介。そして〈アディダス〉好きの皆様に朗報!『Safari』監修の〈アディダス オリジナルス〉"SL 72 OG"スペシャルエディションが発売に! 詳しくは、こちらの記事【7/18(金)より予約開始】『Safari』が監修した〈アディダス オリジナルス〉の特別なスニーカー!へどうぞ!
『Safari』監修〈アディダス オリジナルス〉"SL 72 OG"スペシャルエディション

Andrew Garfield[アンドリュー・ガーフィールド]
たくましさを演出してくれるボンバージャケット。

Timothee Chalamet [ティモシー・シャラメ]
ティモシーといえば繊細キャラを演じることが多いけど、ライダースを愛用するなど服装はタフガイなものがお好みのよう。この日は上下ブラウンのワントーンで、楽ちんながらも味のある着こなし。茶のスウェットシャツに、ライトブルーのライン入りパンツを合わせたご近所コーデだけど、上下をブラウンで揃えるとグッと落ち着いた雰囲気に。

Hayden Christensen[ヘイデン・クリステンセン]
ロングのチェスターコートにスウェットパンツ、スニーカー、さらにキャップを合わせてスポーティ要素を際立たせた着こなしのヘイデン。ダーク系のトーンの中で、ひときわ目立つのが足元のオレンジ。その正体は〈アディダス〉イージーブースト700 エンフレイム アンバー!
〈アディダス〉とお騒がせのヒップホッププロデューサー、カニエ・ウエストの共同企画から2017年に登場したイージーブースト700。複数のレイヤーで構成したボリューミーなフォルムをフルグレインレザー、スウェード、メッシュという3つの異素材で包み込み、衝撃吸収性と反発力を兼ね備えた“ブースト フォーム”をフルレングスで搭載しているのが大きな特徴。新たなカラーは“エンフレイム アンバー”。アンバー=琥珀が着こなしのアクセントとして効果を発揮するので、ヘイデンのようにダーク系、あるいはワントーンコーデに投入すると良いだろう。

George Clooney[ジョージ・クルーニー]
ツィードのハットにドライバーズニット、チノパンというクリーンなスタイルのジョージ。その足元に取り入れて、抜け感を出す役割を果たしているのが、アディダス〉のロッド・レーバー!
〈アディダス〉では最近、ロープロファイル系、コート系といわれる“サンバ”や“ガゼル”“ハンドボールスペシャル”などが人気を集めているが、世界的トレンドを見ると往年のテニスシューズも支持を集めている。ロッド・レーバーは1964年から1970年にかけて7年間も世界ランキング1位を維持したテニス史上最も偉大な選手。そのシグネチャーモデルがこちら。

Gerard Butler[ジェラルド・バトラー]
バッファローチェックのシャツに、デニム風のスウェットというアメカジスタイルを披露したジェラルド。足元のスリーストライプが、さらにクラシックな魅力を引き立てている。で、その正体というのは、もちろん〈アディダス〉のスータースター!
〈アディダス〉といえば、昨今は街でもサンバやガゼルなどオールドスクールなローテクスニーカーが隆盛を極めている。まさに王権復古といえるリバイバルブームだが、元祖ともいえるのがスーパースター。1969年にバスケットボールシューズとしてデビュー。シェルトウの名称でおなじみのラバーのトウキャップをプロテクターとして採用することで、フットウェア業界に革命を起こした。1980年代にはストリートにも進出。ヒップホップ革命の中心にいたクルーたちが履きはじめ、なかでも“RUN D.M.C.”はスリーストライプのジャージにスーパースターを合わせて、スタイルアイコンにもなった名作だ。
チェックシャツにブルーデニムの組み合わせは、王道スタイルだけに野暮ったく見えることもあるけど、ジェラルドはそれを回避するためデニム風のスウェットパンツをチョイス。着こなしに鮮度を加えている。

David Beckham[デヴィッド・ベッカム]
次男ロメオとテニスに興じたベッカム。グリーンのタンクトップに白ショーツというテニスコーデを披露してくれたが、その足元に選んだのが〈アディダス〉のアディゼロ ウーバーソニック4.1テニス!
現役時代からスパイクは〈アディダス〉一筋だった彼だけに、引退後でもその蜜月関係は続いているご様子。今作は一部にパーレイ・オーシャン・プラスチックを使用し、環境にも配慮した軽量テニスシューズ。補強を施した軽量メッシュアッパーを搭載し、左右の激しい動きをサポート。また反発力のあるライトストライク ミッドソールとグリップ力を発揮するアディウェア アウトソールの組み合わせで、ハードコートでの直感的なプレーも後押ししてくれるというシロモノ。摩耗しやすいエリアには、リサイクルBOOST素材を含むアディタフ摩耗ゾーンを採用している。
ベッカムはタンクトップ、ソックス、スニーカー、キャップをグリーン系で色リンクさせている。テニスコート内でもお洒落の手を抜かないあたりは、さすがの一言!

John Stamos[ジョン・ステイモス]
ブラウンのレザーウエアを身にまとったジョン。ハードでたくましいイメージのレザーアイテム。けれどもシャツデザインにするとライトな表情になる。ジョンは、レザーシャツを選びながらも、キャラが出るミリパンを合わせた街ファッションとして着こなしている。この組み合わせは、大人の選びを知っている証拠。

Harry Styles[ハリー・スタイルズ]
〈ロエベ〉のボマージャケットを羽織ったハリー。インナーは〈アンブロ〉のセンターロゴが入ったTシャツで、足元は〈アディダス〉のサンバを合わせたサッカーファンを思わせる遊び心のあるコーデ。色味もダークトーンで、街に馴染んでいるのも好印象。スポーティなアイテム合わせだとガチっぽく見られるけど、これなら街着らしく見えるでしょ? ティアドロップのアイウエアとハイブラのアウターでハズしを効かせているのも、彼らしいお洒落テク!

Ryan Reynolds[ライアン・レイノルズ]
肌寒くなる季節は、羽織ものがコーディネートの深み出しするアクセント。季節やシチュエーションによって服を選べるのが大人のたしなみ。で、ライアンはオープンカラーのシャツをタンクトップの上から羽織ったスタイリングをチョイス。しかもトーン抑え目な渋色カラーのストライプがキャラ立ちにも一役買っている。シャツの選びは、ボタンダウンシャツだときちんと感が出てしまうので、ワイルドな印象が強いオープンカラーシャツを選んでいるはず。インナーもTシャツじゃなくタンクトップなのがポイントで、オープンカラーシャツと好相性。ボトムは黒の細身のブラックパンツ。

Zack Braff[ザック・ブラフ]
柔ジャケ、ニット、側章パンツと綺麗めだけど少しラフにも見えるカジュアルスタイルを披露しているザック。アースカラーを主とした落ち着いたトーンにすると優しげな印象になる。さらに色だけではなく柔らかい素材も使うともっと効果的。もちろんダークトーンでまとめて都会的なスタイルもかっこいいけど、余裕ある大人だからこそ、このような優しい色味が生きてくる。足元は〈グッチ〉×〈アディダス〉だけど、あまり主張させず、控えめなカラーリンクと、赤のシューレースのアクセントをくらいに抑えているのがオシャレ!

Jacob Elordi[ジェイコブ・エロルディ]
セレブも楽ちんコーデがお好きのよう。だけど、ただ楽ちんアイテムだけで着こなしているわけじゃなさそう。ジェイコブはスウェットにゆとりのあるオーバーオールをワンショルダーで留めて、ワークスタイルに遊びとラフさを出し、変化を楽しんでいる。しかも日本の巷でもトレンドな〈アディダス〉のサンバとトラッカーキャップのカラーリングでサンドイッチ! 淡カラーをビシッと引き締めている。このバランスが絶妙!

Calvin Harris[カルヴィン・ハリス]
パッと見アメカジライクな着こなしのカルヴィン。グリーン×ブラックのバッファローチェックと楽パン。

Anne Hathaway[アン・ハサウェイ]
デニムシャツに太めのデニムパンツという、デニム・オン・デニムスタイルに、煌びやかなゴールドのジャケットを合わせたアン。その足元に選んだのは〈アディダス〉でも人気のサンバ OG!
数年前までは、クッション性があり脚長効果もある厚底のスニーカーがトレンドだったが、昨今はフラットな薄底の“ロープロファイル”系のスニーカーが人気を博している。そのトレンドを牽引しているのが〈アディダス〉のサンバ。
もともと1950年にブランドのお膝元ドイツで、凍ったサッカーピッチで練習するためにデザインされたシューズ。同年に開催されたブラジルでのワールドカップでのプロモーションにあたり、このモデル名がつけられた。そこから改良を重ねつつ、着用も現在のフットサルのような室内サッカー(サロンサッカー)用へと変わっていき、現在の形に近いものになったのは1972年のこと。
彼女は太めのデニムと合わせているが、ロープロファイル系のシューズは、フレアやブーツカットなど裾が広がったボトムスと合わせると脚長効果が増すので、是非試して!

Dakota Johnson[ダコタ・ジョンソン]
日頃から〈アディダス〉愛にあふれているダコタ・ジョンソン。今日、彼女が履いているのも〈アディダス〉×〈クレイグ グリーン〉のスカッシュ ポルタ AKH!
現在、世界中でサンバやガゼルなどのクラシックなシューズが人気を博している〈アディダス〉。今作はファッション界の奇才であるクレイグ・グリーンとタッグを組んだ一足。ベースとなるモデルは1988年に発売された台湾製のスカッシュ用シューズ。それをクレイグ・グリーンが再構築。彼のシグネチャーともいえる幻想的な雰囲気を透明なディテールとして具現化し、その下にある生のレイヤーを露出させたデザインも実にユニーク。コート上での俊敏な動きを想定しているため、グリップ力のあるソールを搭載し、機能性も高めている。
赤いニットに黒のコーデュロイパンツというシックなスタイルの足元に、パステルカラーのシューズを合わせるというセンスの高さも見逃せない!

Nicky Hilton【ニッキー・ヒルトン】
ボアのMA-1タイプジャケットと色を合わせるようにベージュがベースになったスニーカーを選んだニッキー。〈エルメス〉のバーキンにも目を奪われるが、カジュアルスタイルの決め手になっているのが〈アディダス〉のガゼルだ。
昨今の〈アディダス〉で人気だったのが、サッカーのトレーニングシューズとして誕生したレトロなデザインのサンバ。このサンバとデザインが良く似ているのが、こちらのガゼル。スニーカーに詳しい人であれば、ガッツレーと記憶していた人も多いだろう(現在はガゼルで統一されている)。このガゼルは、90年代のストリートを席巻したアイコニックな薄底スニーカー。上質なスウェードアッパーをまとったタイムレスなデザインは、サンバ人気とともに復刻され、世界中で持てはやされているアイテム。テック系スニーカーのほかに、レトロ顔を持っておくとコーデの幅も広がるので、便利ですよ!

Rachel Weisz[レイチェル・ワイズ]
オリーブグリーンのロングシャツワンピにストロー素材のハットというリゾートっぽいスタイルのレイチェル・ワイズ。彼女が足元に選んだのが〈アディダス〉のウルトラブースト19!
本モデルは、過去のプロダクトを再考し、現代のランナーのニーズに合わせて最新技術で再構築された逸品。従来のウルトラブーストに比べ、ブーストの量が20%増加し、より柔らかさと反発性が向上している。さらに、ミッドソールには硬度のあるパーツが組み込まれていて、体重移動をサポート。安定した走りを実現している。また、アッパーは360°足を包み込むデザインで、ソックスのようなフィット感を提供。彼女はリゾート風のスタイルに合わせる際に、通常ならサンダルやエスパドリーユを選ぶところを、履き心地と歩きやすさを考慮してこのウルトラブースト19をチョイスしたに違いない。ギャップ感のある今っぽい着こなしが際立っていますね!

Sistine Stallone[システィーン・スタローン]
ゴールデン・グローブ賞の授賞式に華を添えるミス・ゴールデングローブ。セレブの子女が務めることが多いが、第73回ゴールデン・グローブ賞では、『ロッキー』シリーズでお馴染みのシルヴェスター・スタローンの娘である、システィーン・スタローンが務めた。しかも長女ソフィア、三女スカーレットとともに姉妹でその大役を務めたことが話題となった。そんなシスティーンが履きこなすのが〈アディダス〉×〈ウェールズ・ボナー〉のサンバ ポニーレオ。
日本でもウェアとともに話題となっている〈アディダス〉と〈ウェールズ・ボナー〉のコレクション。そのなかでも人気だったのが、リバイバルで注目されたサンバ。サンバはサッカーのクラシカルなトレーニングシューズからインスパイアされたデザインが人気で、シュータンを折り返すことができるモデル。サンバ ポニーレオはアッパーにレオパード柄のフェイクポニーヘアやブランドシグネチャーであるクロシェ編みのディテールを落とし込んだ個性的なデザインが目を引く。
彼女はバーシティジャケットにカーゴパンツという、旬のアイテムを用いたストリートなスタイルの足元にこのスニーカーを投入。レオパードのカラーリングに合わせるような暖色系のアイテムでまとめているところがお洒落ですよね。

Gigi Hadid[ジジ・ハディッド]
ライダースを基調としたモノトーンスタイルを披露したトップモデルのジジ。着こなしの決め手として足元に投入したのが〈アディダス オリジナルス〉×〈ウェールズ・ボナー〉のサンバだ。
サンバは現在、日本でも高い支持を得ていて、定番カラーは売り切れが続出するほど。元々はサッカーのトレーニング用シューズだったこともあり、クラシカルなスパイクを彷彿とさせるデザインが人気の秘訣。今回は〈ウェールズ・ボナー〉とのコラボアイテムで、サイドのスリーストライプとトゥ部分のオーバーレイ以外の素材にフェイクポニーヘアを採用。アクセントになっている折り畳めるロングシュータンには“WALES BONNER”のロゴを配置している。レトロフェイスに磨きをかけた一足が、黒×黒コーデの個性出しに一役買っているのはご覧のとおり。週末コーデの参考にしてみては、いかが?

Lily Allen[リリー・アレン]
“MySpace”にて現在までに曲が800万回以上視聴されるなど、ネットをきっかけにして人気を獲得したシンガーソングライターのリリー・アレン。父親はコメディアン、俳優のキース・アレン、母親は映画プロデューサーのアリソン・オーウェン。弟のアルフィー・アレンは俳優という芸能一家に生まれたことを考えるとその活躍は必然かも。そんな彼女の足元を飾っているのが〈アディダス〉のイージーブースト700“ブライトブルー。
『イージーブースト』シリーズはマルチな才能を発揮する奇才カニエ・ウエストと〈アディダス〉のコラボとして知られている。けれども、彼のSNSの投稿をきっかけに、その契約は更新されず、一部ではプレミアがついているモデルもあるほど。
このモデルは鮮やかなブライトブルーカラーのアッパーとオレンジカラーのミッドソールがアクセントの逸品。重厚感あふれるダッドスニーカー系のデザインが特徴のミッドソールに、高い耐久性と衝撃吸収性を備えたBOOSTフォームを搭載。履き心地とデザイン性を兼ね備えた一足となっている。
一般的に派手色のスニーカーは着こなしに合わせづらいけど、リリーは髪色とフリースパーカでスニーカーと色リンクさせる上級テクを披露。そこに〈エルメス〉のバーキンを合わせて、スポーティでラグジュアリーなスタイルを楽しんでいる。

Dakota Johnson[ダコタ・ジョンソン]
父も母も俳優というセレブ一家に生まれたダコタ・ジョンソン。2月23日から劇場公開している映画『マダム・ウェブ』でも主演を演じ、日本での知名度も急上昇中の彼女が愛用するのが〈アディダス〉のウルトラブースト22。
このカラーはウィメンズカラーで、ホワイトを基調にトゥ部分や履き口部分を縁取りしたブラックのパイピングがアクセントに。履き口はソックスのようなソフトな素材で、アッパーも同様に柔らか素材“ブースト ミッドソール”を使用。着地の衝撃を上手く吸収し、次への一歩の反発力に換えてくれる。また、素材には海に流入する前に回収されたプラスティック廃棄物をアップサイクルして生まれた“パーレイ オーシャン プラスティック”も採用。残りの半分がリサイクルポリエステルでできていて、環境にも配慮した作りになっている。
オーバーサイズのレザーブルゾンに黒のレギンスを履き、ソックスをスニーカーと同じく〈アディダス〉で揃えるこだわりぶりを披露したダコタ。ちなみに被っているキャップは、MLBニューヨーク・メッツのもの。となると、今季所属する日本人メジャーリーガー千賀滉大と藤浪晋太郎の活躍を願っているに違いない!?

Charlie Hunnam[チャーリー・ハナム]
1998年、18歳でテレビシリーズ『バイカー グローブ』にゲスト出演し、俳優として活動を開始。イギリス・ニューカッスル出身ながら、2008年にはじまったテレビシリーズ『サンズ・オブ・アナーキー』で主演を務め、アメリカでもブレイクをしたチャーリー・ハナム。そんな彼が着用しているのが〈アディダス〉のEQ21 Run。
〈アディダス〉のランニングシューズ“エキップメント”シリーズのフォルムを残しつつも、色使いでスタイリッシュかつポップな印象に仕上げたEQ21 Run。ランニングに最適な機能を搭載しつつも疲れ知らずで履き心地は抜群。ミッドソール部分やシュータン部分のスリーストライプロゴがネオンピンクにカラーリングされているのがアクセントとなっている。
チャーリーはスニーカーと同じく〈アディダス〉のスウェット上下というリラックスしたスタイルに合わせている。ほかのスポーツブランドをバッティングさせず、〈アディダス〉だけで統一したところに彼の“アディダス愛”を感じずにはいられませんね。
文=牛島康之 text:Yasuyuki Ushijima
Photo by AFLO