
流れるようなストリームデザインが印象的なアッパーは、合成皮革で耐久性を高めた設計に。ヒールの“スウッシュ”は、横からもチラ見えするように描かれている。
スニーカーが、スポーツ用品やファッションアイテムという枠を超えて、特別な価値をもった1990年代。当時のスニーカーブームに火をつけ、社会現象ともいえる旋風を巻き起こしたモデルといえば、やはり〈ナイキ〉の“エアマックス”シリーズだろう。あの頃の熱狂を知る『サファリ』世代には、これがきっかけでスニーカー愛に火がついたという人も少なくない。やっぱり、はじめて手に入れたときは気持ちが爆上がりしたし、履くだけで心が躍ってしまうスニーカーなんて、おそらく“エアマックス”誕生以前にはなかったのでは!? そして気づけば、今またその人気が復活中。ということで、“エアマックス”熱が再燃している人も多いのではないだろうか。
そんな絶好のタイミングで要注目の新モデルが発売されたのだから、これは見逃すわけにはいかない。それがこの“ナイキ エアマックス ファイア”だ。エアユニットを可視化したスタイルはそのままに、より未来的デザインに進化。ヒール部の“逆スウッシュ”も、今までにない個性を発揮している。性能面では、ヒール部の“マックス エア”がもたらすクッションで、長時間履いても疲れにくい作りになっているのもポイントだ。
“エアマックス”シリーズ自体は、1987年の“ナイキ エアマックス1”誕生以来、進化し続け、社会現象を巻き起こした“ナイキ エアマックス95”を筆頭に、時代を先取りするかのようなスタイルを生み出してきた。

INFORMATION
●ABCマート
TEL:0120-936-610
※『Safari』10月号207ページ掲載
●『Safari』10月号の購入はコチラ!
●『Safari』定期購読はコチラ!
●公式 Instagram(@safarimagazine_official)はコチラ!
文=遠藤 匠 text : Takumi Endo