
軽快にTシャツ1枚でまだまだ充分な時期でも、「ジャケットがあれば……」というシーンは意外とある。エアコンが効きすぎたカフェに入ったときなど、冷え対策のカジュアルな上着でも充分ではあるけれど、気軽な外出からの急なデートや会食、なんていうときには、ジャケット必須でしょ? だったら、大人の貫禄たっぷりなダブルジャケットに注目してみるのはどう?
というのも、シングルジャケットよりもダブルの方がフォーマル感が強く、よりクラシカルで品のよさが際立つから。
[ダブルジャケットStyle]ジャケット14万3000円(タリアトーレ/トレメッツォ)、Tシャツ9900円(アーモンド/トライオン)、デニムパンツ9350円(リーバイス/リーバイ・ストラウス ジャパン)、サングラス6万9300円(アイヴァン 7285/アイヴァン 7285 トウキョウ)、スニーカー13万900円(イレブンティ/三喜商事)金ボタンのダブルブレストがTデニスタイルに格を出す!
白Tに青デニムのような、王道のシンプルコーデにこそ試してほしいのが、ダブルジャケットを羽織るスタイリング。特に金ボタンのネイビージャケットなら、エレガントな雰囲気も漂い、大人っぽさがグッと加速する。ちなみにTシャツは白無地で爽やかさを強調するのもいいけれど、モダンで洗練された表情に仕上げるなら、写真のようにモノトーンのプリント入りがベター。ジャケットに存在感があるので、足元はベージュで力を抜くと好バランスに。
◆コーデに使ったジャケット◆[タリアトーレ]
TAGLIATORE

通気性と清涼感、シワになりにくさが特徴のホップサック生地に、ゴールドボタンでエレガントな表情を添えた4Bジャケット。ほんの少し下げたボタン位置や、深すぎない前合わせなどの効果で、フロントを開けたままでもラフに見えることなく、軽やかに着こなせるのが魅力。また、襟と肩、バスト以外は一枚仕立てとなっているのも、着心地の軽さを後押ししている。
[ルカ グラシア]LUCA GRASSIA

どんなインナーに重ねても、柔らかなトーンで品格を漂わせてくれる1着。布帛のように見えながら、カシミヤ混のウールジャージ素材を使用しており、ボディラインにフィットした着心地を実現。実はこのジャケット、旅をテーマに作られており、型崩れしにくい素材や汎用性の高いカラーなど、週末旅行のお供にもぴったりな仕様なのも嬉しい。
[ラルディーニ]LARDINI

独自に開発したカシミヤシルクの生地を、優しげなアイボリーカラーで肌馴染みよく仕上げたジャケット。同色ボタンをプラスしてすっきりと見せつつ、控えめな光沢がさりげないラグジュアリー感を発揮。カシミヤの暖かさとシルクの滑らかさを併せ持つ素材のおかげで、夏以外の3シーズン着用できるとあって、これからの季節にヘビーローテは確実。
[バルバ ナポリ]BARBA NAPOLI

なめらかなウール100%素材で、ソフトで軽やかさにこだわって作られた“イージージャケット”。アンコン仕立てで肩まわりが軽く、長時間の着用でも疲れにくくシワにもなりにくいため、旅行などにも重宝すること請け合い。気軽に羽織れる1着でありながら、ドレッシーなパターンをベースにしており、カジュアルにはもちろん、タイドアップした着こなしとも好相性。
INFORMATION
⚫︎アイヴァン 7285 トウキョウ
TEL:03-3409-7285
⚫︎エストネーション
TEL:0120-503-971
⚫︎コロネット
TEL:03-5216-6521
⚫︎三喜商事
TEL:03-6426-5481
⚫︎トヨダトレーディング プレスルーム
TEL:03-5350-5567
⚫︎トレメッツォ
TEL:03-5464-1158
⚫︎リーバイ・ストラウス ジャパン
TEL:0120-099-501
写真=丸益功紀 スタイリング=田川 匠 文=前田聡美
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Takumi Tagawa(remix) text : Satomi Maeda