数年前の一大スニーカーブームを覚えているだろうか。当時は、デザインにおいてはとにかく派手な1足が人気の中心にあった。
それにこれからの季節の空気感にもマッチする、アースカラーの服とも相性抜群。優しげで穏やか、そんなベージュの力を借りて、足元から品よく装うってのも、いいじゃない?ってことで、今期履くべきベージュスニーカー、早速チェックしていこう。
[ベジャ]VEJA2万7500円(ヴェジャ/シードコーポレーション)レトロで味なテイストがアメカジ姿にちょうどいい!
トウの補強やアッパーのキルティング、ガムカラーのラバーソールなど、クラシックなサッカーシューズを彷彿とさせるデザインが特徴の“パネンカ”。このブランドといえばサステナブルな意識が高い作りが魅力で、スウェード仕立てのオーガニックトレースレザーをはじめ、素材はもちろん資材の運搬にも環境配慮を徹底。
[ホカ]HOKA
ゴアテックスやビブラムメガグリップなど、アウトドアやアクティビティに最適な作りが満載の“アナカパ 2 ロー GTX”。多くの素材をレイヤーしたアッパーデザインや迫力あるフォルムなど、スニーカーとしてのインパクトは十分。それでいてベージュの印象から、大人の優しさや貫禄も醸し出せる。元々は外遊び特化の1足なだけに、環境配慮も完璧。
[ペリーコ サニー]PELLICO SUNNY
チャッカブーツのようなスタイルを、ハイカットスニーカー仕立てにした1足。ゆえに品のいい足元作りに効果絶大。
[リプロダクション オブ ファウンド]REPRODUCTION OF FOUND
1940年代のUSネイビーのトレーナーシューズを再構築し人気を博したモデルに、ソールのカラー変更を行い、いっそう爽やかな印象に仕立てた1足。NATO軍のシューズを手掛けていたルーマニアの工場にて、ひとつずつハンドメイドで生産しているため、作りのよさは文句なし。アッパーは足当たりが優しい、柔らかなイタリア産牛革スウェード。
[ムーンスター]MOONSTAR
1970年代の運動靴をルーツにしたクラシカルなモデル“ロートレーナー”。ハト目や当て布など、強度が必要な運動靴ならではのディテールをしっかりと再現。ほどよくシャープなフォルムにナチュラルでニュアンスのあるトーンは、合わせるパンツを選ばず履けるのも嬉しいが、今どき感を出すならちょっと太めなカーキの軍パンとのコンビがおすすめ。
INFORMATION
⚫︎アイファウンド
TEL:03-6434-7418
⚫︎アマン
TEL:03-6805-0527
⚫︎シードコーポレーション
TEL:054-282-2112
⚫︎デッカーズジャパン
TEL:0120-710-844
⚫︎ムーンスター カスタマーセンター
TEL:0800-800-1792
写真=丸益功紀 スタイリング=田川 匠 文=八木悠太
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Takumi Tagawa text : Yuta Yagi
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