1979年、ジェイ・プリツカーによってアメリカ・シカゴで創設されたラグジュアリーホテルブランドがパーク ハイアット。その中でも〈パーク ハイアット 東京〉は世界で3番め、アジアで初のパーク ハイアットとして1994年に開業し話題となった。
2階のエントランスからエレベーターに乗り、41階のピークラウンジを抜け、アラン デュカスの監修へと変わったジランドールのモノクロ写真が大胆に飾られたスペースから、ライブラリーを経て部屋へ。この一連の流れで目にするものは懐かしいという感情が沸き起こるほど、変わっていないように見える。しかし、ピークラウンジ&バーでは新たに作り直された竹の植栽があり、ジランドールには新たなバースペースが設置されたり、チェアなども作り替えられたりしている。
2階のエントランス Park Hyatt Tokyo, Jouin Manku © Yongjoon Choi
41階のピークラウンジ Park Hyatt Tokyo, Jouin Manku © Yongjoon Choi
ピークラウンジ Park Hyatt Tokyo, Jouin Manku © Yongjoon Choi
ジランドール by アラン デュカス Park Hyatt Tokyo, Jouin Manku © Yongjoon Choi
41階のライブラリー Park Hyatt Tokyo, Jouin Manku © Yongjoon Choi
また、最も大きく印象が変わっているのは部屋だろう。従来のカラートーンは踏襲しつつも、それまでの直線的なインテリアから曲線的なものが増えている。邸宅のような温かみと静けさは受け継ぎながらも、心地よさを高めたデザインへと進化している。越前谷嘉高の作品やイサムノグチの和紙ランプ、マグノリアのドライリーフなど開業からのアイコニックな意匠はそのまま。さらにスイートルームを見直し、85㎡のパークスイートを増設。そのぶんなのか、全体の客室数は177から171と減っている。
パーク スイート(85㎡)のバスルーム Park Hyatt Tokyo, Jouin Manku © Yongjoon Choi
55㎡のデラックスルーム Park Hyatt Tokyo, Jouin Manku © Yongjoon Choi
パーク デラックス スイートのリビング Park Hyatt Tokyo, Jouin Manku © Yongjoon Choi
特注のキャビネット Park Hyatt Tokyo, Jouin Manku © Yongjoon Choi
今回のリニューアルによってホテルの過去をよく知る人も、はじめて訪れる人にもくつろぎと感動と驚きを与えることは間違いない。
日本料理店 梢 Park Hyatt Tokyo, Jouin Manku © Yongjoon Choi
美しい夜景を見ながらトレーニングできるジム Park Hyatt Tokyo, Jouin Manku © Yongjoon Choi
スパ施設のサウナ&バス Park Hyatt Tokyo, Jouin Manku © Yongjoon Choi
見晴らしのよいプール Park Hyatt Tokyo, Jouin Manku © Yongjoon Choi
変わらぬニューヨーク グリルPark Hyatt Tokyo, Jouin Manku © Yongjoon Choi
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