2025年に配信した中から、選りすぐりの記事をまとめてご紹介。ユニフォームを脱ぎ、格好よくスタイリング。
プロ野球選手 森 敬斗
2002年、静岡県生まれ。小学校3年から野球をはじめる。2024年の活躍は目覚ましく、クライマックスシリーズ・日本シリーズでもチームを26年ぶりの日本一に導いた躍動が記憶に新しい。2025年3月の『ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vsオランダ』では日本代表に招集された。
アメカジが好みだという森選手。
「ここ2年くらいはデニムやレザーの服を選ぶことが多いですね。その前は、ストリートっぽいものをよく着ていました」
ラフに着られる格好が好みなのかと思えば、そんなシンプルな話ではない様子。
「いろいろな着こなしをしたいんです。アメカジでもきれいに見せたい日もあれば、思いきり着くずしたい日もあったり」
そんなお洒落への意識の高さは、仕事柄もあるようで
「多くの人に見られるプロ野球選手ですから、常に格好よくいたいなと。試合以外でも“あいつ私服ダサいな”と思われたくないといいますか(笑)」。
野球では走攻守“三拍子”揃うと評される森選手。服選びの基準を尋ねると
「色、素材、シルエット。
2006年、愛知県生まれ。10歳から車いすテニスをはじめ、2020年に18歳以下の世界1位を決める“世界ジュニアマスターズ”で最年少優勝。“パリ2024パラリンピック”で車いすテニスシングルスの最年少金メダリストとなったのも記憶に新しい。
ときにはロックだったり、ワークだったり、テイストにこだわらず、その日の気分で服を選ぶという小田選手。
「基本はミックスコーデです。ここ数年はヒップホップ一辺倒でしたが、ふと“僕がラッパーでもない限り、これは極論、コスプレなのかも”と思ってしまって。以来、なにかを意識したコーデから脱却して、好きな服を自由に選んでいますね」
小田選手といえば、アグレッシブに前に出るプレイスタイルが印象的だが、お洒落にも重なるところがあるか聞いてみると、
「もちろん、ありますよ。車いすテニスもファッションも、はじまりに同じ“自分”がいるわけですから。共通する“らしさ”が表れるのは当たり前のことかなと。それをどこでどんな形で表現しているか、それだけの違いかもしれませんね」
2003年、岡山県生まれ。2019年の世界ジュニア体操競技選手権大会では、団体と個人総合で金メダル、種目別あん馬で銀、平行棒で銅メダル。
休みがあれば、必ず服を探しにショッピングへ出かけるという岡選手。
「オフはほとんど買い物です。後は海や山へドライブに行くくらいですかね」
どんなテイストの服が好きかと尋ねると、「デニムやスウェットみたいな楽なスタイルから、パリッと決めた格好まで、幅広く着ていますよ。こだわりでいえば、シャツはタックインすることが多いですね」
では、今回の衣装の印象はどうだろうか。「タンクトップとかも着ますし、腕のラインが出るような服はかなり好みです」
やはり、体操競技選手らしい、無駄がなくメリハリある筋肉を見てほしい……?
「見せたいわけではないですよ(笑)。練習中とかもそうですが、袖をまくっているほうが動きやすいですし、どちらかといえば、快適性を求めてのことですかね」
1998年、茨城県生まれ。2019年に大学生ながら日本代表初選出。同年に退部し、鹿島アントラーズに加入。2021年の東京五輪でも日本代表に選出され、以来、日本代表メンバーに名を連ね続ける。2024年のAFCアジアカップではチーム最多の4得点を記録。
代表メンバーの中でも相当の服好きと目される上田選手。帰国した際には服を買いに出かけるのが常だという。
「海外では買わないんですよ。東京ほど行きたいお店がないですし、日本で代表活動をするときにネットで買って、宿舎に送ってもらうなんてこともありました」
服にハマった理由にはインフルエンサーとして活躍するパートナーの存在も。「妻の影響は大きいかもしれません。僕は多彩な服を着こなせる人が格好いいなと思っていて。自分もモードからラフなものまで、幅広いテイストから選びます」
“いろいろな服を着たい”という思いから、最近はヴィンテージデニムも気になるようで
「普通のデニムも好きですが、ヴィンテージの世界も知りたくなって」と、その好奇心はとどまることがないようだ。
2006年、兵庫県生まれ。神戸市立本山南中学校3年時の2021年に、全国中学校バスケットボール大会で優勝。東山高校に進学し、2年時のウインターカップでは準々決勝で32得点を記録するなど、スコアリングガードとしてチームを牽引した。翌年のインターハイでは東山高校を初優勝へと導く。
高校時代は白バッシュ縛りなど、身につけるものに制限もあったという瀬川選手。服にもそれほどこだわりはなかったというが、プロになり、先輩選手たちの格好を見て触発されているという。
「勇樹さん(富樫勇樹選手)のファッションはすごく好きです。シンプルで、自分の好きなテイスト。最近は、ブランドなどにも興味が出てきて、先輩方に教えてもらったり、常に刺激を受けていますね」
今ファッションに夢中になっている瀬川選手は前述のように“シンプル”が好み。
「柄ものなどに比べて、主張や個性がないように聞こえるかもしれませんが、“シンプル好き”というのも、ひとつの個性だと思っています。その中で、ジャケットを着たり、ダウンを着たり、様々な服に挑戦して、冬のお洒落を楽しみたいですね」
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