西海岸的なハッピー・ルーム!好きな音楽と暮らすアメリカンスタイルな住まい!

低層住居が並ぶ閑静な住宅街で、2階LDKの戸建て住宅を建てたK邸。伸びやかな高さのある三角天井、高窓からの陽射しのなか浮かび上がるのは、ミッドセンチュリーの落ち着きあるインテリア。

絞り込んだ色使いと異素材使い、主張しすぎないシンプルなフォルム。こだわりの選択眼が叶えた、秀逸なミッドセンチュリー空間に学ぼう。

西海岸的なハッピー・ルーム!好きな音楽と暮らすアメリカンスタ...の画像はこちら >>
K邸/3LDK/96.88㎡

階段を上がり、2階のLDKに入ると、目に飛び込んでくるのはふたつの〈JBL〉のスピーカー。スピーカーそのものが家具のように美しい一対だ。K邸の家づくりは、「このヴィンテージスピーカーと、建築家フィン・ユールの椅子に似合う、自分好みの空間をつくりたい」という思いからはじまった。

西海岸的なハッピー・ルーム!好きな音楽と暮らすアメリカンスタイルな住まい!
レコードプレイヤーは、1950 ~’60年代に販売されていたイギリスの“名機ガラード301”。同時代のスピーカー〈JBL〉の“オリンパス”と合わせることで、演奏の輪郭が立ち上がるグルーブ感のある豊かな表現を楽しめる。現代のオーディオのような高解像度の音とはまた違った味わいが心地よい

学生時代からジャズが好きで、レコードを少しずつ買い集めていた。好きな音楽が誕生した当時のオーディオで聴きたいと、スピーカーもプレイヤーも1960年代のもので愛聴してきたため、同時代にあたるミッドセンチュリー(20世紀中頃にアメリカで流行した近未来的な素材を使用した、シンプルで機能的なインテリアスタイル)の家具に関心をもつのは必然だった。少しずつお気に入りの家具を買い集め、家づくりの際にイメージしたのは、落ち着いた木の質感と伸びやかな陽射しが入る、シンプルでモダンな空間だ。

西海岸的なハッピー・ルーム!好きな音楽と暮らすアメリカンスタイルな住まい!
レコードラックは“USMハラー”のユニットをカスタマイズ。チェアはオランダの〈ガルファニタス〉の限定色を選択。
シックなブルーとスチールのフレームがミッドセンチュリーらしさを醸し、木枠の窓やウッドブラインドとも好相性

K邸の立地は、閑静な住宅地で高さ制限があるため、周囲に高い建物が立つ心配はない。2階にLDKを配置し高窓を設け、ベランダの外には高さ180㎝の腰壁をつけた。近隣の視線を気にすることなく、大きな掃き出し窓もカーテンを開けたまま過ごすことができる。「高窓から見えるのは空だけ」という素晴らしい見晴らし。さらに2階LDKの利点を生かし、屋根勾配を生かした三角天井に。高窓の光が部屋全体を明るく照らし、日中は照明を点けることなく過ごせる。大小のグリーンにとってもご機嫌な環境だ。

大きな壁面はコペンハーゲンリブの板張り、床は市松張りという、直線を生かしたクラシカルなデザインとした。キッチンは板張りの天井でブラウンをベースにし、ラグやクッションには青を差し色に使って、柔らかさを出した。陽だまりのリビングで、生活の背景にいつも音楽が流れている暮らしを楽しんでいる。


西海岸的なハッピー・ルーム!好きな音楽と暮らすアメリカンスタイルな住まい!
いつの間にか買いためたレコードもすべて収納できました。部屋全体に柔らかく音楽が響くLDKで、それぞれ好きな場所に座って、音楽を聴きながら子どもが遊ぶ姿を眺めるともなく、見ている時間が好きですね。

『Safari』×〈HOUSETRAD〉と居心地のいい空間づくりを
この記事を読んで、自宅、会社のリノベーション、戸建てに興味を持たれた方は、是非下記アドレスにご連絡ください。『Safari』が、インテリアデザイン会社〈HOUSETRAD〉と一緒に、あなたのライフスタイルに合った住空間をご提案させていただきます。物件探しなどもお気軽にご相談ください。
info_house@hinode.co.jp
西海岸的なハッピー・ルーム!好きな音楽と暮らすアメリカンスタイルな住まい!
爽やかさと抜け感がある白使いのお手本となる家
【『Safari』3月号は好評発売中!】

西海岸的なハッピー・ルーム!好きな音楽と暮らすアメリカンスタイルな住まい!

INFORMATION

※『Safari』3月号190~191ページ掲載

●『Safari』3月号の購入はコチラ
●『Safari』定期購読はコチラ

●『Safari』公式 Instagram(@safarimagazine_official)もチェック

写真=松村隆史 文=中城邦子 photo : Takafumi Matsumura text : Kuniko Nakajo

編集部おすすめ