IKURA’S American Automobile趣味性と実用性を両立しているからこそ人気! 1971年式〈ポンティアック〉トランザム・ファイヤーバード

米国生まれのヴィンテージカーにはワイルドという言葉がぴったり! 今回のアメ車はド迫力なデザインだけでなく、爽やかな青色ボディが魅力のトランザム・ファイヤーバード。見た目にも『Safari』らしい1台に注目してみた。

 

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IKURA’S American Automobile趣味性と実用性を両立しているからこそ人気! 1971年式〈ポンティアック〉トランザム・ファイヤーバード
 「いやぁ、やっぱり格好いいね~」と上機嫌なIKURAさん。抜けるような青空の下で、その美しいブルーボディが輝く。今回登場したのは、GM(ゼネラルモーターズ)が展開していた〈ポンティアック〉から1971年に発売されたトランザム・ファイヤーバード。1969年にファイヤーバードというシリーズにおける最高級グレードとしてトランザムが登場したので、本来なら〈ポンティアック〉のファイヤーバード・トランザムとなる。「当時若者向けに造られたポニーカーを代表する1台。1970年型のホワイトボディを持っているけど、やっぱりこのブルーはキレイだな~」

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大開口グリルが迫力満点。これぞトランザムのアイデンティティ。「ボンネットにデザインされたストライプの幅が狭いのもポイントだね。ヤンチャだけどヤンチャすぎない」

子供の頃にはじめて見て以来、ずっと憧れの1台だったのが同モデル。当時はちょっとワルな人たちがこぞって乗っていたそう。「お金を持っているワルに好まれていたって感じ。あの頃は青山通りでトランザムとポルシェがゼロヨンをやっていたのをよく見たよ(笑)。
ナスカーにも出るような車だから、やっぱりそういうレースが似合うんだよね」。そんな名車に積まれているのが455エンジン。V8の7.4Lという大排気量ビッグブロックエンジンで、チューニング次第では500馬力を超える。「エアインテークに記してある455って数字がたまらないよね。俺が持っているトランザムは6.6Lの400ラムエアエンジンだけど、やっぱり455に憧れるよなぁ。しかもこれは455ハイアウトプットだから340馬力近く出る」。トルクが十分にあるので、街の中なら2速発進でそのまま巡航が可能。「これはミッションをマニュアルに変更しているんだけど、そのほうが魅力がわかるかもね」

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メーターまわりにあしらわれるステンレス。ブルーとのコントラストがクール。「インダストリアル感が格好いいよね。となるとやっぱりマニュアルのほうがしっくり来るなぁ」

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威圧感のあるサウンドを奏でる455 H.O(ハイアウトプット)エンジン。「数あるアメ車の中でも特にトルクフルな走りを楽しめるのがこのエンジン。
誰もが認める名機だよ」

第2世代となる1971年式トランザム・ファイヤーバード。1977年に登場した通称イーグルマスクと呼ばれるエッジーなフロントマスクも人気だが、今回紹介する第2世代初期のフロントマスクの人気がやはり根強い。「1974年以降は排ガス規制によって次第にエンジンの馬力も下がってくるんだよ。そういう時代背景もあって、初期型の人気が高いってわけ。今の市場価格だと、これだけキレイな状態なら……1500万円って言われても安く感じちゃうかな?」。

IKURA’S American Automobile趣味性と実用性を両立しているからこそ人気! 1971年式〈ポンティアック〉トランザム・ファイヤーバード
リヤタイヤはフロントよりも幅広な275/55 R 17というド迫力サイズ。「昔はケツを上げてカスタムしている人も多かった。レースカーとして人気のモデルらしいタイヤサイズだよね」

全長約4.97mというアメ車の中ではコンパクトなサイズ感で、都内でも走りやすいという点も大きな魅力になっている。「スタイリングがちょっとヨーロッパっぽいんだよな~。色なんかもそう。それが独特な魅力に繋がっていると思うよ。でもいざ乗り込んだらメーターまわりのデザインと質感はしっかりアメリカンマッスルカーな感じに仕上がっている。
ウロコスピン模様をあしらったステンレスの質感がたまらないんだよね」

IKURA’S American Automobile趣味性と実用性を両立しているからこそ人気! 1971年式〈ポンティアック〉トランザム・ファイヤーバード
フロントグリルと並び、迫り上がったリヤスポイラーも同モデルの特徴。「テールランプが細いところが俺好みだね。トランザムというロゴの入り方も、実に格好いいんだ」

シートからフロア、ルーフの内張りに至るまで、ブルーで統一された内装も実に個性的。「濃いブルーと明るいブルーがあるんだけど、こちらは前者。こんな色使いした車なんて、日本ではありえないよ(笑)。ミッションはマニュアルに載せ替えているんだけど、クラッチが軽いなぁ。トルクがあるから4速あれば十分だよ」。とにかくどこを取っても最高に格好いいと太鼓判を押すIKURAさん。「オレのトランザムもそろそろ仕上げないと……。アメ車って、女性と一緒で自分なりのクルマに仕上げるためにちゃんと手を入れないと面白くない。とはいえ5月のアメフェスで展示するつもりなんだけど……間に合うかな(笑)」

IKURA’S American Automobile趣味性と実用性を両立しているからこそ人気! 1971年式〈ポンティアック〉トランザム・ファイヤーバード
IKURA
これまで300台以上のクルマを乗り継いできた生粋のカーマニア。日本最大級のアメリカンカスタムカルチャーの祭典“アメフェス”の主催者としても有名。
そのほか、ミュージシャンやタレントとしても活躍している。
URL:https://ikura61official.com

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INFORMATION

※『Safari』4月号186~187ページ掲載

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写真=瀬田秀行 文=安岡将文
photo : Hideyuki Seta text : Masafumi Yasuoka
cooperation : Luminox, Deus Ex Machina,Digna Classic,Bonny Port

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