ユーザーの反響が大きかった映画・海外ドラマ記事を再配信!(記事初出時の配信日:2021年7月10日)
『レインマン』
製作年/1988年 原作/バリー・モロー 監督/バリー・レビンソン 出演/トム・クルーズ、ダスティン・ホフマン、ジェラルド・R・モーレン
会ったことのない兄弟が心を通わせていく!
血のつながった兄弟となれば、どこかしら似ている部分がある。しかし映画で、兄弟を主人公にした場合、性格も含めて何から何まで“真逆”ということが多いかも。
一度も会ったことのない兄弟ということで、血は繋がっていても育った環境が別だと、こんなに何もかも違うのか……と、本作は実感させる。最初はコミュニケーションも不可能だった2人が、旅を通して心を通わせる展開は、予想どおりとはいえ、絶妙なエピソードの積み重ねでシンプルに感動。トム・クルーズは当時、『トップガン』などでハリウッドのトップスターに立ったばかり。その勢いと、がむしゃらなムードがチャーリー役にぴたりとハマったうえ、本作は彼の新たな才能を開花させた。一方のダスティン・ホフマンは、自閉症のレイモンド役で、過剰さに陥らないギリギリラインで演技巧者ぶりを披露。ホフマンの主演男優賞のほか、アカデミー賞では作品賞など4冠に輝いた。
『リバー・ランズ・スルー・イット』
製作年/1992年 原作/ノーマン・マクリーン 製作・監督/ロバート・レッドフォード 出演/ブラッド・ピット、クレイグ・シェイファー、トム・スケリット
再会すれば言葉はいらない、それが兄弟!
本作の兄弟もキャラクターが好対照なのだが、『レインマン』と大きく違うのは、この兄弟には共通点がある。それは父から教えられた、フライ・フィッシングへの愛だ。
モンタナ州の大自然をバックに、父と息子たちが釣竿を美しく操るフライ・フィッシングのシーンが本作で最大の見せ場だが、“兄弟映画”の設定としては、ジェームズ・ディーン主演の名作『エデンの東』など王道作品を受け継いでいる。堅実な生き方をモットーとして、まわりの意見に耳を傾け、性格は内向的な兄。そして自由を求め、行動的だが、ときにワイルド過ぎてハメを外してしまう弟。とくにこの作品は、兄から見た弟の存在がキーポイントとなり、ポール役をブラッド・ピットが演じたことで、多くの人の記憶にやきついた。監督のロバート・レッドフォードが自ら務めたナレーションも心にしみわたる。
『ふたりにクギづけ』
製作年/2003年 監督・脚本/ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー 出演/マット・デイモン、グレッグ・キニア、エヴァ・メンデス
兄弟あるあるが楽しめる!
重厚なドラマや感動モノが多い“兄弟映画”の中で、異彩を放っているのが本作。主人公の2人は、生まれたときから腰の部分がくっついたままの結合双生児。
兄のウォルト(グレッグ・キニア)は行動力があって、美女にすぐ声をかけ、弟のボブ(マット・デイモン)は真面目タイプで恋愛が苦手と、性格描写では「兄弟あるある」がいっぱい。監督はその後、『グリーンブック』でアカデミー賞作品賞を受賞したピーター・ファレリーと、弟のボビー・ファレリー。ふざけまくったコメディが得意の2人だが、兄弟監督ということで、本作の兄弟ネタはけっこうリアルかも!? 原題の『Stuck on You』は“君とくっついたまま”という意味だが、観ているこちらも“くっつくほど夢中”にさせるという、日本語タイトルがうまい!
『ザ・ファイター』
製作年/2011年 監督/デビッド・O・ラッセル 出演/マーク・ウォールバーグ、クリスチャン・ベール、エイミー・アダムス、メリッサ・レオ
ボクシングを通じた兄弟の絆に泣く!
プロデビュー後、14連勝など華々しい記録を打ち立てた、実在のボクサー、ミッキー・ウォード。一度は引退を考えた彼に、復活のきっかけを与えたのが、兄の存在だった。それは、同じく実力を認められたボクサーながら、麻薬に溺れ、逮捕もされた異父兄のディッキー・エクランド。この『ザ・ファイター』は、複雑な兄弟関係にある彼らが、苦闘を繰り返しながら頂点に立とうとする姿を、ド迫力のボクシングシーンとともに描いていく。強烈でセンセーショナルながら、直球の感動も届ける渾身の“兄弟映画”だ。
闘志ムキだしのスタイルが持ち味のミッキー。ボクシングへの純粋な情熱も劇的に描かれるのだが、それ以上に『ザ・ファイター』が切実なのは、家族ドラマ。
『きみがくれた未来』
製作年/2010年 原作/ベン・シャーウッド 監督/バー・スティアーズ 出演/ザック・エフロン、チャーリー・タハン、レイ・リオッタ、キム・ベイシンガー
亡くなった弟が兄を支えるファンタジー作品!
兄弟を描いた映画は、兄から弟、または弟から兄への屈折した感情が描かれることが多い。しかしこの映画は、兄弟の愛情が“どストレート”で、逆に新鮮。心洗われる感動作になっている。大学進学も決まった高校生のチャーリーが、11歳の弟サムを乗せて車を運転中、事故に巻き込まれる。チャーリーは生死の境をさまよったあげくに助かるが、サムは命を落としてしまった。大好きな弟を亡くした悲しみ、そして自分の責任にさいなまれるチャーリーの前に、なんと死んだはずのサムが現れる! ファンタジックな要素を前面にフィーチャーしつつ、それをあざとく感じさせないのが本作の魅力だ。
年齢が近い兄弟は何かとぶつかり合うものだが、この映画の場合、チャーリーにとってのサムは、面倒をみて、世話をしてあげる存在。サムも兄からの愛情を素直に受け止めており、だからこそ天国から戻ってきて、チャーリーの話し相手になるのだ。
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文=斉藤博昭 text:Hiroaki Saito
Photo by AFLO
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