現役トップジョッキー クリストフ・ルメールが手がける〈CL by C.ルメール〉は、2022年に京都で誕生したファッションブランド。競馬という文化を、日常のライフスタイルに溶け込むファッションへと昇華させてきた。
そんなブランドが迎えた“午年”。その節目に打ち出したのは、これまでの「ストリートジョッキー」という文脈から一歩進み、“馬そのもの”の存在へとフォーカスを移した新章だ。ブランド初となるパーカーシリーズ『RYDER(ライダー)』は、その象徴的な一歩。これまで描かれてきたジョッキーの姿をあえて排し、主役に据えたのは、ストリートを闊歩する一頭の馬。
215着限定。2万4200円(CL by C.ルメール)
ラインナップは、「STREET RYDER」と「GLAM RYDER」の2モデル。背面にはストリートウェアを纏った馬のグラフィックを大胆に配し、シルクスクリーンによる鮮やかな発色とタフな仕上がりを実現している。
さらに注目したいのが、その構造。一般的なドローコードではなく、ジョッキーヘルメットをモチーフにしたシグネチャーボタンを採用。襟元を開けばラフに、閉じればネックウォーマーのように──。一着で異なる表情を楽しめるデザインなのが嬉しい。
ネイビー × オレンジ、グレー × ターコイズ、ブラック × ピンクの3色展開。
もう一つの柱となるのが、コットンニットコレクション『フェール・ア・シュヴァル』。フランス語で“馬蹄”を意味するその名の通り、幸運の象徴をさりげなく取り入れた一着に仕上がっている。胸元にはミニマルなロゴ、手首には馬蹄の刺繍。さらに襟元のコントラストカラーや、オリジナルボタンが、クラシックな佇まいに現代的なアクセントを添える。
素材は100%コットンの日本製。天然由来の抗菌加工も施されており、日常使いにおける快適性にも配慮。上質さと実用性、その両立こそがこのブランドの真骨頂だろう。
その世界観をリアルに味わうなら、京都の旗艦店『CL ファッション & カフェ』へ。約175㎡・2フロア構成の空間は、単なるショップではなく“競馬カルチャーのショーケース”。1階にはトロフィーが並ぶパドックを思わせる展示空間とカフェが広がり、名馬をモチーフにしたスイーツなど、遊び心あるメニューが揃う。2階にはブティックに加え、実際に使用されたジョッキーの装備や勝負服を展示する“ジョッキールーム”を設置。
さらに東京・有楽町の阪急メンズ東京では、4月7日までの期間限定でポップアップストアを展開中。会場では最新コレクションをフルラインナップで紹介するほか、競馬から着想を得たオブジェや空間演出によって、ブランドの世界観を立体的に表現。例年好評を博しているこのポップアップは、ファッション好きのみならず、カルチャーとしての競馬に触れる貴重な機会となっている。
ストリートの軽やかさと、日本のものづくりが持つ精緻さ。そして競馬が内包する美意識。そのすべてを横断しながら、ブランドは確実に次のステージへと歩みを進めている。その姿をぜひ、実際に手にすることで確かめてほしい。
INFORMATION
⚫︎CL ファッション & カフェ
住所:京都市中京区大阪材木町690-3
TEL:075-600-9552
営業時間:11:00-18:00
定休日:火曜日、水曜日
⚫︎CL by C.ルメール
URL:https://c-lemaire.co.jp/
⚫︎ポップアップストア
期間:4月1日(水)~4月7日(火)
場所:阪急メンズ東京 1階 MAIN BASE
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