スペクトラム・テクノロジー株式会社は10月3日、「ホワイトハッカ育成ツール」を10月4日より販売開始すると発表した。同ツールは「Raspberry Pi」を使用するもので、脆弱性試験ツールで知られるKali linuxを搭載したもの。
東京オリンピックなどを控え、サイバーテロや企業へのハッキング、ランサムウェアなどに対応するため、高度なスキルを必要とするホワイトハッカの人材育成を支援することを目的としている。

同ツールには、ポートスキャン、Web脆弱性診断、パスワード・クラッキング、ハッキング・ツールなどを搭載し、手順書も付属。自ら体験することでホワイトハッカの育成ツールとして使用できるほか、自社内の機器に対して内製で脆弱性試験ができるため、情報漏えいへの早期対応とリスク軽減を低コストで行える。ツールにはRaspberry Pi 3Bのほか、ケース、Kali内蔵のmicroSDカード(32GB)、マニュアルが付属して30,000円(税抜)。バッテリーやUSB電源ケーブル、HDMIケーブルなどもオプションで用意される。

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