同賞は平成29年(2017年)より実施されており、サイバーセキュリティ対応の現場において優れた功績を挙げている個人・団体(チーム)を自薦又は他薦により募集し、その中から実績等を踏まえて表彰するもの。
審査の結果、今回は次の2個人・1団体に同賞の授与が決定した。
個人
・森達哉氏:早稲田大学教授
IoTセキュリティ、Webセキュリティをはじめとしたサイバーセキュリティに関する研究に精力的に取り組み、その成果がトップカンファレンスの論文に採択されるなど、我が国のサイバーセキュリティ研究の国際競争力向上に大きく寄与した。
・七條麻衣子氏:株式会社ラック サイバー・グリッド・ジャパン ICT利用環境啓発支援室 客員研究員 他
初心者向けのIT利用相談業務を経て、講演、研修などを通じたサイバー犯罪に関する啓発活動を積極的に行う中で、特に大規模なセキュリティ対策活動において見逃されがちな、若年層や高齢者などの弱者が巻き込まれる事案について積極的に調査、対応、周知の活動を行っている。
団体
・SECCON CTF運営チーム・インフラ&NOCチーム
(CTF運営チーム代表:前田優人氏(株式会社サイバーディフェンス研究所)、インフラ&NOCチーム代表:野村敬太氏(株式会社MIXI))
20代・30代を中心とした少人数のチームで我が国最大のセキュリティコンテストにおいて攻撃・防御両者の視点を含むセキュリティの総合力を試すハッキングコンテストとして、国内外から700チーム以上が参加するCTFを成功裏に実施し、セキュリティエンジニアの技術力向上に寄与することで、我が国のサイバーセキュリティの向上に多大な貢献をした。











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