県営ゴルフ場の運営を受託する東証スタンダード上場企業の株式会社ウッドフレンズは2月21日、同社コーポレートサイトへの不正アクセスによる個人情報漏えいの可能性について発表した。分割した画像ファイルで報告を行っている。


 これは2022年11月25日に、同社コーポレートサイトの管理システムが操作できなくなり、アクセス権限の不正変更が発覚、外部専門業者の調査で2023年2月10日に、同社が運営する「ウッドフレンズ・コーポレートサイト」「名古屋港ゴルフ倶楽部」「森林公園ゴルフ場」(不正アクセスのみ)の3つのWebサイトに不正プログラムが設置されていること、同サイトで入力された個人情報が漏えいした可能性があることを確認したというもの。

 漏えいした可能性があるのはホームページ上での問い合わせに関する個人情報 計866名分で、その内訳は下記の通り。

・ウッドフレンズ・コーポレートサイト:22名
名前、住所、電話番号、メールアドレス、問い合わせ内容

・名古屋港ゴルフ倶楽部:844名
名前、メールアドレス、電話番号、問い合わせ内容

・森林公園ゴルフ場:0名

 同社では2月21日から順次、対象の顧客にメールで連絡を行っている。

 同社では現在、不正プログラムの削除と脆弱性対応プログラムの適用を完了しており、2月15日に個人情報保護委員会と監督官庁への報告、所轄警察署への被害申告を行っている。

 同社では、第三者機関と協力し再発防止策の策定し、実施するとともに、Webサイトに追加セキュリティシステムを導入するとのこと。

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