KDDI株式会社と東日本電信電話株式会社(NTT東日本)は7月30日、両社が保有する引込線や通信ケーブルの垂れ下がり・切断などの不安全状態解消を相互補完する業務提携の範囲を、NTT東日本全県域に拡大すると発表した。

 KDDIとNTT東日本では、これまでも両社が各々に管理する通信設備で不安全な状態を発見した際は、明確な取り決めがない中でも互いに連絡を取り合い安全性の維持・早期確保に努めてきた。


 今回の業務提携で、両社がNTT東日本管轄内の電柱から家屋などの建物へつながる引込線および通信ケーブルの垂れ下がり・切断や、台風災害などを起因とした設備の不安全状態を発見した場合、速やかにケーブルを仮吊りするなどの一時改修措置を実施し、通信設備を管理する事業者に発生場所と措置内容の情報共有を実施、一時改修措置ができない場合も、発生場所と不安全状態の情報共有を実施し、管理事業者の早期改修措置を実現する。

 両社は本業務提携で、さらなる不安全状態の早期解消を実現し、地域の安全性の維持・早期確保を目指す。

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