独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月30日、WordPress用プラグインCarousel Sliderにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社Flatt SecurityのRyotaK氏が報告を行っている。
影響を受けるシステムは以下の通り。

・CVE-2024-45269
Carousel Slider 2.0より前のバージョン

・CVE-2024-45270
Carousel Slider 2.2.4より前のバージョン

 Sayful Islamが提供するWordPress用プラグインCarousel Sliderには、当該製品にログインした状態のユーザが、細工されたページにアクセスした場合、コンテンツを改ざんされる可能性がある下記の2つのCSRF脆弱性が存在する。

・カルーセル画像の選択機能にクロスサイトリクエストフォージェリ(CVE-2024-45269)
・ヒーロー画像の選択機能にクロスサイトリクエストフォージェリ(CVE-2024-45270)

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。

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