独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月18日、富士ソフト製+F FS010MにおけるOSコマンドインジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。情報通信研究機構 サイバーセキュリティ研究所の倉盛剛志氏が報告を行っている。
影響を受けるシステムは以下の通り。

・CVE-2025-24306
+F FS010M V2.0.0_1101より前のバージョン

・CVE-2025-25220
+F FS010M V2.0.1_1101より前のバージョン

 富士ソフト株式会社が提供する+F FS010Mには、下記の影響を受ける可能性がある複数の脆弱性が存在する。

・OSコマンドインジェクション(CVE-2025-24306)
→管理者アカウントでログイン可能なユーザによって任意のOSコマンドを実行される

・OSコマンドインジェクション(CVE-2025-25220)
→ゲストアカウントでアクセス可能なユーザによって任意のOSコマンドを実行される

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとにファームウェアを最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお、これらの脆弱性は下記のバージョンで修正されている。

・CVE-2025-24306
+F FS010M V2.0.0_1101

・CVE-2025-25220
+F FS010M V2.0.1_1101

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