東京都は5月19日、東京都立多摩図書館が使用するメールアカウントでの個人情報漏えい等の可能性について発表した。

 これは5月13日午後11時以降から5月14日午後1時までの間に、大量の不達メールが多摩図書館のメールアカウントに届く事案が発生し、原因は確認中だが、当該メールアカウントに外部から不正アクセスがあり、メールアドレス等の情報が抜き取られ、個人情報が漏えいした可能性が判明したというもの。


 漏えいした可能性があるのは、5月19日午前10時時点で当該メールアカウントで送受信したメール本文に記載された内容を含む個人情報(メールアドレス、電話番号、氏名、住所等)で、多摩図書館の利用者等60人、多摩図書館と業務上連絡を行っている団体90団体が含まれる。

 東京都教育委員会では、メールアドレス等の流出の可能性がある対象者に注意喚起のメールを送付している。

 東京都教育委員会では、当該メールアカウントの業務利用を凍結し、その他関連するメールアカウントのパスワード変更を実施、使用端末のウイルススキャンを改めて実施し、マルウェアの検知がないことを確認している。

 東京都教育委員会では現在、調査を継続しており、原因が判明し次第、再発防止に向けた対応策を実施するとのこと。

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