北海道むかわ町は5月12日、町立小学校でのUSBメモリの紛失について発表した。

 これは5月2日に、町内小学校で児童の通知表所見のデータが保存されたUSBメモリを紛失する事案の報告があったというもの。


 同校教諭は4月28日に教室設置の教師用タブレットに私物のUSBメモリを使用して漢字テストの結果を入力し、その後、USBメモリをタブレットに差したままにしたか、私物の筆入れにしまったか不明で、4月30日に職員室内で作業をしようとしたところUSBメモリがないことに気づいたという。

 当該教諭は5月1日まで自宅及び職場を探したが発見に至らず、教頭に報告を行い、教頭は5月2日に校長に報告を行っている。

 同校では5月2日に、全職員で校舎内の確認を行ったが、発見には至っていない。

 紛失したUSBメモリには、児童の名前が入った通知表所見のデータ、児童写真が掲載された学級通信が保存されていた。

 同校では5月12日に、対象児童に管理職から事故の概要を説明し該当教諭とともに謝罪を行っている。さらに同日、対象児童の保護者への概要説明と謝罪を実施する。

 同校では個人情報の取扱いに関する作業を全て校内で終了させ、いかなる媒体での持ち出しをしないことを徹底し、個人情報以外のデータを持ち出して作業する際は最新のOSサポートやウイルス対応の施されたパソコンから町指定のクラウドを利用しての作業を徹底するとのこと。

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