SBテクノロジー株式会社は6月5日、米国BlueVoyant LLCと再販契約を締結し、BlueVoyantが提供するAIを活用したセキュリティ運用プラットフォーム「Cyber Defense Platform」を同日から販売開始すると発表した。

 BlueVoyantが提供する「Cyber Defense Platform」は、サプライチェーンのサイバーリスク評価、自組織のセキュリティアセスメント、脆弱性管理、ダークウェブの監視を一元的に管理できる統合セキュリティ運用ツールで、下記の機能を持つ。


・Supply Chain Defense (サプライチェーンディフェンス)
取引先や関連会社などにおける重大なサイバーセキュリティの問題を特定し、検証、評価、具体的な解決策を通知する。継続的な監視と修復の支援やアンケート機能などで、サプライチェーンのリスクの管理を実現する。

・Digital Risk Protection (デジタルリスクプロテクション)
フィッシングサイトやなりすましドメイン、ダークウェブを監視することで、なりすましやデータ漏えいなどを正確に検出し、サイバー脅威がビジネスや顧客に影響を与える前に排除することが可能に。

・Detection and Response(検出と対応)
攻撃者から社内ネットワーク、クラウドインスタンス、コンテナ、エンドポイントを保護するため、既に導入しているEDR、SIEM、クラウドセキュリティツールをより有効にする。

 BlueVoyant CEO兼共同創設者のジェームズ・ローゼンタール氏は「SBテクノロジーの技術とサイバー・ディフェンス・サービスは、長年日本のサイバーセキュリティの向上に貢献してきました。SBテクノロジーと協力し、日本のお客様のニーズに合わせた統合型サイバーセキュリティソリューションの提供を支援していくことを楽しみにしています。」とコメントしている。

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