株式会社エーアイセキュリティラボは6月10日、脆弱性診断の自動化ツール「AeyeScan」のオプション「Web-ASM機能」に新機能を追加し、5月31日に大幅なアップデートを実施したと発表した。

 「AeyeScan」は、AIとRPA(Robotic Process Automation)を活用したSaaS型Webアプリケーション脆弱性診断ツールで、診断結果は画面キャプチャ付きの画面遷移図で可視化するだけでなく、日本語レポートで提供される。


 「AeyeScan」Web-ASM機能(オプション)は、未把握のWebサイト・アプリなどを継続的に発見し、リスク評価を行う仕組みで、生成AI活用の技術で効率的・網羅的にアタックサーフェス(攻撃面)を発見できる。生成AIが検索結果に上がってきた組織名を解読し、SSL証明書やIR情報など複数の情報源をもとに判定を行うため、名称が類似している企業の情報が混じるといった従来のASMが抱える課題も解決可能となっている。

 今回、新たに追加となったのは、生成AIが各Webサイトの属性(サイト用途、保持データなど)を自動判別し、属性情報をもとに重要度をランク付けする機能で、根拠となる判定理由も提示することで、対策の優先順位付けやリソース配分の最適化を支援する。

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