「先輩就職先情報リスト」Microsoft Teams でチャット送信 ～ 摂南大学
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　摂南大学は6月6日、卒業・修了生の個人情報流出について発表した。

　これは同学就職部の職員1名が、Microsoft Teamsのチャットで同学卒業生の個人情報を含んだファイルを誤って送信したというもの。
就職部では2023年7月に、卒業・修了生（2017～2022年度）の個人情報を含むデータを用い「先輩就職先情報リスト」を作成したが、2023年8月から2025年5月の期間に個人情報を含むシートを削除しない状態のデータを誤って複数の学生に提供したという。提供を受けた学生の相談を受け、2025年5月30日に発覚した。

　誤送信したファイルに含まれていたのは、2017から2022年度卒業・修了生9,213人の学籍番号、氏名、フリガナ、学部学科名、性別、生年月日、現住所、電話番号、携帯番号、メールアドレス、進路決定先、職種を含む個人情報。送信先は摂南大学の学生（既に卒業した学生含む）122人。

　同学では対象の9,213人の卒業・修了生に順次、謝罪の文書を郵送する。

　同学では送信先の在学生に対し順次、個別に状況を説明のうえで謝罪を行うとともに、送信先の既卒生に対し、順次謝罪の文書を郵送予定。

　同学では5月31日に、「先輩就職先情報リスト」の個人情報を含むシートを全て削除し、閲覧できない状況になっている。

　同学では、メール・チャット送信時に添付ファイルも含めて適切な内容であるかの確認を徹底するとともに、チェック体制の改善を図るとのこと。

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