・CVE-2025-52434
Apache Tomcat 9.0.0.M1から9.0.106まで
・CVE-2025-52520、CVE-2025-53506
Apache Tomcat 11.0.0-M1から11.0.8まで
Apache Tomcat 10.1.0-M1から10.1.42まで
Apache Tomcat 9.0.0.M1から9.0.106まで
The Apache Software FoundationのApache Tomcatには、サービス運用妨害(DoS)状態にされる可能性がある複数の脆弱性が存在する。
・接続終了時の競合状態により、APR/Nativeコネクタ使用時にJVMがクラッシュする(CVE-2025-52434)
・特定の構成においてファイルアップロード時に整数オーバーフローが発生し、サイズ制限を回避される(CVE-2025-52520)
・HTTP/2クライアントが初期設定の最大ストリーム数を無視し、同時に多数のストリームを開こうとすることで、サーバーのリソースを枯渇させる(CVE-2025-53506)
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。本脆弱性は、下記のバージョンで修正されている。
Apache Tomcat 11.0.9およびそれ以降
Apache Tomcat 10.1.43およびそれ以降
Apache Tomcat 9.0.107およびそれ以降