独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月25日、TP-Link製VIGI NVR1104H-4PおよびVIGI NVR2016H-16MPにおけるOSコマンドインジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社ゼロゼロワンの早川宙也氏が報告を行っている。
影響を受けるシステムは以下の通り。

VIGI NVR1104H-4P 「VIGI NVR1104H-4P(UN)_V1_1.1.5 Build 250518」より前のファームウェア
VIGI NVR2016H-16MP 「VIGI NVR2016H-16MP(UN)_V2_1.3.1 Build 250407」より前のファームウェア

 TP-Link Systems Inc.が提供するVIGI NVR1104H-4PおよびVIGI NVR2016H-16MPには、下記の影響を受ける可能性がある複数の脆弱性が存在する。

・OSコマンドインジェクション(CVE-2025-7723)
→当該機器にログイン可能なユーザにより任意のOSコマンドを実行される

・OSコマンドインジェクション(CVE-2025-7724)
→攻撃者により任意のOSコマンドを実行される

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとにファームウェアを最新版にアップデートするよう呼びかけている。

元の記事を読む

編集部おすすめ