太平興業株式会社は7月2日、不正アクセスによる個人情報漏えいの可能性について発表した。

 これは4月7日に、同社の基幹系システムで異常が発生したため、情報システム部で調査しところ、外部からのランサムウェアによるサイバー攻撃で一部のデータが破損していることが判明したというもの。


 同社では4月7日中に、所轄警察署に申告するとともに、グループ会社の協力を得ながらバックアップデータによる復旧作業を進め、翌4月8日にはシステムを復旧している。

 同社ではその後、デジタルフォレンジック専門会社による調査を行った結果、侵入経路の特定には至らなかったが、一部システムで個人情報が漏えいした可能性を否定できないとの指摘があったという。

 同社では、再発防止に向けて各種対策を講じるとのこと。

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