四国ジッコウエンジニアリング株式会社は7月31日、5月21日に公表した同社へのランサムウェア被害について、最終報を発表した。

 同社では4月18日にシステム障害が発生したため、調査したところ、同社の複数サーバでのランサムウェア被害を確認していた。


 同社では被害拡大防止のために、被害のあったシステム環境のネットワークを遮断し、セキュリティ専門会社による指導を受けながら暫定的なシステム環境を構築し、業務を継続している。なお、システムの完全な復旧には時間を要する見込み。

 同社で調査した結果、同社が保有する情報が漏えいした可能性があり、その中に個人情報が含まれていることを確認している。なお、情報漏えいの有無について、セキュリティ専門会社による調査を実施した結果、漏えいの事実は確認されていない。

 同社では調査結果をもとに、情報セキュリティ管理体制の見直しや監視体制の強化、従業員に対するセキュリティ教育の徹底を行い、再発防止を図るとのこと。

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