株式会社エーアイセキュリティラボは8月9日、脆弱性診断の自動化ツール「AeyeScan」へのスキャンルールの追加について発表した。

 「AeyeScan」は、AIとRPA(Robotic Process Automation)を活用したSaaS型Webアプリケーション脆弱性診断ツールで、診断結果は画面キャプチャ付きの画面遷移図で可視化するだけでなく、日本語レポートで提供される。


 「AeyeScan」では今回、緊急性の高い脆弱性として確認された「Microsoft SharePoint Serverの脆弱性(CVE-2025-53770)」に対し、顧客が自身のシステムに影響がないかを診断できるよう、本スキャンルールを実装しており、契約中のすべてのアカウントが利用可能。スキャンルールセット「WEBアプリケーションスキャン」を利用している場合は、自動で本スキャンルールも適用されるため、顧客での対応は不要となっている。

 同脆弱性は、オンプレミスのSharePoint Serverへの不正アクセスを可能にすることから、組織に甚大な被害をもたらすおそれのあるリスクとなっており、今回のアップデートで、脆弱性の影響を受ける可能性を早期に発見・対処可能となった。

元の記事を読む

編集部おすすめ