独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月1日、セイコーソリューションズ製SkyBridge BASIC MB-A130におけるOSコマンドインジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。三井物産セキュアディレクション株式会社の荒牧努氏が報告を行っている。
影響を受けるシステムは以下の通り。

SkyBridge BASIC MB-A130 Ver.1.5.8およびそれ以前のバージョン

 セイコーソリューションズ株式会社が提供するSkyBridge BASIC MB-A130には、OSコマンドインジェクションの脆弱性(CVE-2025-54857)が存在し、遠隔の第三者によって、root権限で任意のOSコマンドを実行される可能性がある。

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとにファームウェアを最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお開発者は、本脆弱性を修正したファームウェア「SkyBridge BASIC MB-A130 Ver.1.6.0」をリリースしている。

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