これは7月19日に、同社の社内サーバに第三者から不正アクセスがあり、同社が管理していた顧客データベースが消去されたというもの。社内サーバ設定に起因するセキュリティの脆弱性をつかれた不正アクセスが原因という。
消去された顧客データベースには、氏名、住所、証券番号、保険種目、保険料が含まれていた。
同社では7月24日から8月7日にかけて、専門のセキュリティ調査会社と連携し詳細な調査を実施した結果、不正アクセスの滞在時間が極めて短時間であり、消去されたデータが外部に流出した可能性は低いと報告を受けたとのこと。
同社では、原因となったサーバの設定変更を含むセキュリティ対策を実施するとともに、個人情報保護委員会及び同社取扱い保険会社への報告を行っている。
同社では今後、社内システムのセキュリティ強化を進めるとともに、社員に対する情報セキュリティ教育を徹底するとのこと。