独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月17日、ブラザーおよびそのOEMベンダーが提供する複数製品で、初期設定における管理者パスワードが製品のシリアル番号から容易に導出可能であると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。runZero氏が製品開発者に直接報告を行っている。
影響を受ける製品、モデル番号、バージョンなどの詳細については、以下のURLを参照。

コニカミノルタ
https://www.konicaminolta.jp/business/support/important/250917_01_01.html

ブラザー工業
https://support.brother.com/g/s/security/jp/index.html

東芝テック
https://www.toshibatec.co.jp/information/20250917_01.html

 ブラザー工業株式会社およびそのOEMベンダーが提供する複数の製品では、初期設定における管理者パスワードが製品のシリアル番号から容易に導出可能となっており、当該製品のパスワードを初期設定から変更しないまま運用している場合、シリアル番号を知っている者に管理者権限で操作される可能性がある。

 JVNでは対策方法として、管理者パスワードを初期値から変更するよう呼びかけている。

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