株式会社ジェイテクトは9月17日、7月24日に公表した同社グループ会社への不正アクセスについて、第3報を発表した。

 欧州のジェイテクトグループ会社では日本時間7月21日に、ネットワークへの第三者からの不正アクセスを確認しており、欧州域内での影響や他地域拠点への影響、生産活動への影響などの詳細について調査を行っていた。


 欧州のジェイテクトグループ会社への不正アクセスで、サーバに保管されている顧客等に関する情報が外部流出した可能性が判明しており、外部専門機関等の支援も受けながら詳細の調査を進めている。

 なお、欧州事業傘下の各生産・販売拠点で不正アクセスが確認されたが、システム復旧と一部マニュアル対応への切換えで製品供給は継続しており、他の地域ではシステムへの不正アクセスは確認されなかったという。

 ジェイテクトグループでは、不正アクセス発覚等時に迅速な対応をすすめ被害規模が極小となるセキュリティ対策を改めて強化するとのこと。

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