独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月6日、GROWIにおける格納型クロスサイトスクリプティングの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社の山崎啓太郎氏が報告を行っている。
影響を受けるシステムは以下の通り。

GROWI v7.2.10より前のバージョン

 株式会社GROWIが提供するGROWIには、格納型クロスサイトスクリプティングの脆弱性(CVE-2025-61994)が存在し、悪意を持ったユーザーが細工されたコンテンツを含むページを作成した場合、そのページにアクセスした他のユーザーのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される可能性がある。

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお本脆弱性は、「GROWI v7.3.0」で修正されている。

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