東証プライム上場企業の株式会社アイ・ピー・エス(IPS)は11月21日、同社連結子会社の株式会社アイ・ピー・エス・プロ(IPSPRO)が提供した回線の不正利用について発表した。

 これは日本国内で通信事業を手掛けるIPSPROが海外の通信事業者に提供した電話番号が不正に利用され、2025年2月8日から3月14日までの期間、本来の発信元とは異なる警察署等の電話番号などが着信先に表示されたことで、特殊詐欺事件につながった疑いがある事案が発生したというもの。


 IPSでは子会社管理を徹底し、再発防止を図るとともに、当局による捜査に引き続き協力する。

 なお、現時点で本件によるIPS連結業績への影響は見込んでいないとのこと。

元の記事を読む

編集部おすすめ