日本プルーフポイント株式会社は12月9日、プルーフポイントが総額18億ドルでHornetsecurity Groupの買収を完了したと発表した。

 Hornetsecurity Groupは、マネージドサービスプロバイダー(MSP)および中小企業(SMB)向けにAIを活用したMicrosoft 365(M365)向けセキュリティ、データ保護、コンプライアンス、セキュリティ意識向上ソリューションを提供する欧州の主要プロバイダーで、12,000以上のチャネルパートナーおよびMSPからなる国際的な販売ネットワークを通じて、120ヶ国以上で事業を展開し、プレミアムサービスは125,000社以上の顧客に利用されている。


 Hornetsecurity Groupの買収の完了は、MSP向けに特化したアプローチを通じて、あらゆる規模の組織にHuman-Centricセキュリティプラットフォームを拡大するというプルーフポイントの戦略における重要なマイルストーンとなり、Hornetsecurityの欧州における強力な市場プレゼンスと、12,000社以上のMSPおよびチャネルパートナーからなるパートナー基盤により、プルーフポイントはSMBセグメントでのリーチと能力を大幅に強化する。

 本取引により、Hornetsecurityは世界中のMSPおよび中小企業向けサービスに特化した事業部門として運営され、Hornetsecurityの創業者兼CEOのDaniel Hofmann氏はプルーフポイント内のエグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーとして同事業部門を統括する。

 プルーフポイントのCEOであるSumit Dhawan氏は「両社の統合により、人とAIエージェントを中心としたサイバーセキュリティにおけるリーダーシップを強化し、人、AIエージェント、そしてデータを保護します。Hornetsecurityの実績あるスケーラブルなプラットフォームを活用することで、SMBおよびMSP市場への展開を加速します。」とコメントしている。

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