給与計算業務を行う株式会社ペイロールは12月9日、同社サービスを装ったフィッシング詐欺メールについての追加情報を発表した。

 同社では同社サービスを装ったフィッシング詐欺メール(なりすましメール)が確認された旨を12月8日に公表しており、顧客の被害防止のために注意喚起を行っていた。


 12月9日に公表された追加情報によると、同社が12月8日に注意喚起を行ったフィッシング詐欺メールは一部顧客の所属組織で実施したセキュリティ訓練の一環であったことが判明したとのことで、「結果的に無関係のお客様へご迷惑をおかけしたことを深く教訓として受け止めて」いるとのこと。

 同社では顧客に対し、緊急性を装うメールには引き続き警戒を怠らないよう呼びかけるとともに、同社のe-pay/P3 サービスへのアクセスは、ブックマークやブラウザのアドレスバーに直接URLを入力して行うよう案内している。

 また同社では、訓練を実施する組織や企業に対し、他の顧客やサービス提供者への影響が及ばないよう、同社への事前通知などの配慮を行うよう促している。

元の記事を読む

編集部おすすめ