群馬県は2025年12月25日、県立高校等での個人情報に関わる事故について発表した。

 これは県立高校及び県立農林大学校に勤務する非常勤講師の私物パソコン1台が、サポート詐欺の被害に遭い、パソコン内の教材及び生徒等の個人情報を含むファイルが複数削除されたというもの。


 当該非常勤講師は12月19日午後1時頃に、自宅で教材を作成するために個人のノートパソコンを使用していた際にパソコン画面にウイルス感染の表示が出現したため、画面に表示されたサポート窓口に電話し指示に従ったところ、パソコンの遠隔操作が行われ、送金の指示を受けたところで詐欺に気づき、通信を遮断し、パソコン内を確認したが、教材及び生徒・学生の個人情報を含むファイルが複数削除されていた。

 削除された個人情報は下記の通り。

・県立勢多農林高等学校
当該非常勤講師が今年度に授業を担当している生徒96名分の氏名、学年、クラス、出席番号、性別、成績

・県立新田暁高等学校
当該非常勤講師が令和6年度に授業を担当していた生徒81名分の氏名、学年、クラス、出席番号、性別、成績

・県立伊勢崎興陽高等学校
当該非常勤講師が令和5年度に授業を担当していた生徒36名分(卒業生)の氏名、学年、クラス、出席番号、性別、成績、顔写真

・県立農林大学校
当該非常勤講師が今年度及び令和6年度に講義を担当していた学生111名分の氏名、性別、成績と一部学生の電話番号、メールアドレス、出身高校

 勢多農林高等学校、新田暁高等学校、農林大学校では12月19日夜から12月20日にかけて、該当する生徒・学生及び保護者に対し、メールで報告と謝罪を行っている。また伊勢崎興陽高等学校では12月23日に、該当する卒業生に対し、通知にて報告と謝罪を行っている。

 同県教育委員会では、誰もが、いわゆる「サポート詐欺」等の標的となりうることを踏まえて、教育委員会所轄の全所属長と県立学校長等に対し、全ての職員及び非常勤講師への注意喚起を徹底するよう指導するとともに、個人情報等の取扱いや適正な管理について再度周知徹底を行うとのこと。

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