日本銀行金融研究所・情報技術研究センター(CITECS)は2月6日、「ポスト量子時代の暗号技術」をテーマとした情報セキュリティ・シンポジウムを2月27日に開催すると発表した。

 大規模な量子コンピュータの実現によって、現在広く利用されている公開鍵暗号の安全性が脅かされることが懸念される等、新たなリスクへの対応が課題となる中、同シンポジウムでは、第一線の有識者が、量子コンピュータの仕組みや開発の現状を解説するほか、量子コンピュータに対しても安全な暗号技術(量子鍵配送、耐量子計算機暗号)や、そうした暗号への金融分野での移行対応について、講演とパネル・ディスカッションを行う。
また、量子の特性を活用した、新しい暗号技術の展望についても解説予定。

・概要
日時:2月27日14:00-16:30
開催形態:オンライン開催(Cisco Webex Webinars を利用)
申込締切:2月23日
申込:https://imes-seminar.rsvsys.jp/reservations/event/15

・プログラム
14:00-14:05:開会挨拶
 日本銀行金融研究所情報技術研究センター センター長 浜野邦彦氏

14:05-14:10:イントロダクション「情報セキュリティ分野における量子技術」
 日本銀行金融研究所情報技術研究センター 企画役 田村裕子氏

14:10-14:40:講演「量子コンピュータの仕組みと開発動向」
 大阪大学大学院基礎工学研究科 教授 藤井啓祐氏

14:40-15:00:講演「超長期秘匿性実現を目指して:量子鍵配送・量子セキュアクラウドのご紹介」
 国立研究開発法人情報通信研究機構 量子ICT協創センター 研究センター長 藤原幹生氏

15:00-15:10:休憩

15:10-16:10:パネル・ディスカッション「金融分野における耐量子計算機暗号への移行」
パネリスト
 日本銀行金融研究所参事役 宇根正志氏
 株式会社みずほフィナンシャルグループ 常務執行役員 情報セキュリティ担当(グループCISO) 寺井理氏
 セコム株式会社IS研究所 上級研究員 伊藤忠彦氏
 筑波大学システム情報系 教授 國廣昇氏
モデレーター
 日本銀行金融研究所情報技術センター 企画役 田村裕子氏

16:10-16:30:講演「量子コンピュータの特性を活用した新たな暗号機能」
 NTT株式会社社会情報研究所 特別研究員 西巻陵氏

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