中国のポータルサイト・百度に16日、中国を訪れた日本人観光客が風景の美しさを賞賛する一方で「これは耐えられない」と感じたことを紹介する記事が掲載された。
記事は、以前日本のあるネットユーザーが中国を旅行した際の感想をネット上に書き込んだと紹介。
一方で、このユーザーが「日本人にとっては耐えられない事柄」についても3点挙げていたと指摘。まず、街でやたらと自動車のクラクションの音を耳にすることだとし、特に大都市でピーク時に激しい渋滞が起こってドライバーたちが必要以上にクラクションを鳴らし合う光景は、中国人にとっては「当たり前」であるのに対し、普段自動車を運転する際にクラクションを鳴らすことが少ない日本人にとっては慣れないのだと紹介している。
次に、人前で堂々と鼻をかむことだとした。日本人も鼻水が出れば鼻をティッシュペーパーでかむものの、人前で堂々とかむのはマナーに欠ける行為であり、後ろを向いたり影に隠れたりしてひっそりとかむのが常識であるため、恥じらいもなく堂々と音を立てて鼻をかむ中国人の行動に違和感を覚えるのだと伝えた。
そして3つめには、大声で話をすることを挙げている。日本では駅や電車の中など公共の場において他人の目を気にせず大声で話をする光景はほどんど見られないのに対し、中国ではどこへ行っても大声で話す人に遭遇し、電車の中などはいつも騒然としていると紹介。中国人にしてみればそれは賑やかさの表れであり、決して悪い印象を受けないものの、日本人にとっては非常に耳障りに感じるのだと説明した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)