世界一の人口と広大な国土を持ち、資源も豊富な中国からすると、小さな島国で資源が少なく、しかも自然災害も頻発する日本は、国が発展する条件が整っていないと見えるようだ。しかし、日本は戦後にアジアでいち早く復興し、あっという間に先進国の仲間入りを果たした国だ。
中国メディアの快資訊はこのほど、日本が戦後の廃墟から急速に発展し、今でも経済大国の地位を保っていられる理由を分析する記事を掲載した。
記事が指摘した1つ目の理由は、「教育を重視したこと」だ。記事は、世界史を見ても「教育こそ立国の道であり、発展の基礎」であるのは明らかだと分析した。この点で日本は、以前から教育を重視しており、これが国民全体の民度向上や工業の発展、科学技術の進歩に役立ったとしている。
これは、文化大革命時代に高等教育などのエリート教育を完全否定した中国とは大きく異なっている。文化大革命では、知識人は迫害の対象となり、文革世代ではあまり教育を受けていない人が多く、中国の発展が遅れたのも無理はないと言えるだろう。今ではその反動か、教育熱心な親が多く、日本以上の学歴社会になっている。
記事が指摘した2つ目の理由は「日本人が高い危機意識」を持っていることだという。日本人は常に危機意識を持っているので海外に多くの投資をして資産を蓄えており、海外で儲けていると説明している。実際、日本は対外純資産を約357兆円保有しており、世界最大の債権国となっている。これが、中国国内で「日本は海外にもう1つの日本を持っている」と言われるゆえんだ。
実際には、日本の発展には他にも多くの要素が関係しているはずだが、いずれにしても奇跡的な復興と経済が停滞したと言われながらも世界第3位の経済力をキープしている事実は、中国にとって摩訶不思議に映るようだ。











