中国のポータルサイト・網易に24日、日本の「おもてなし」文化について紹介する記事が掲載された。
記事は「おもてなし」という言葉について、歓待するという意味があり、その由来には2つの説がある紹介。
そして、日本語の中には「おもてなし」という言葉のほかに「サービス」、「ホスピタリティ」という外来語も類義語として存在すると紹介する一方で、サービスは施す側と受ける側が対等な関係にある、最も基本的な接待であると解説。「ホスピタリティ」は「サービス」よりも上質であり、「今この時、この人に対し、この人の側に立って求めているものを考え、自発的に提供する」接待であるとした。「おもてなし」もホスピタリティに近いものの、ホスピタリティが商売上の接待によく用いられる一方で、「おもてなし」は商売だけでなく、日常的な生活のシーンにも随所に存在するものなのだと伝えた。
その例として、銭湯の浴槽の壁に描かれている富士山の絵に言及。今や銭湯の壁に富士山の絵は常識と認識されているものの、もともとは殺風景な浴槽に絵を描くことで露天温泉に入っているような感覚を味わってもらおうという計らいで壁に描かれたのがきっかけであるとし、このような計らいはしばしば「いい意味で、客の期待を裏切る」として評価されるのだと説明した。
また、「おもてなし」が持つもう一つの特徴として、「おもてなし」を提供するタイミングと、客が「おもてなし」を受けるタイミングが必ずしも一致しない点を挙げている。記事は、客が不在のちょっとした時間にホテルの清掃スタッフが部屋をきれいに掃除したり、旅館のスタッフが掛け軸や一輪挿しの花を取り替えたりなど、客の見えないところで、場合によっては客に意識されないところで快適な環境を保つ取り組みをする、というのも「おもてなし」の一つなのだと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)











