深セン証券取引所のメインボードに上場している、杭氧集団(002430/深セン)が5月30日、4000ノルマル立方メートル/時の水素精練装置と6000キログラム/日の水素ガス補給ステーション建設プロジェクトを発表した。
同社は2002年設立で、10年6月に深センメインボードに上場した。
2021年12月期の売上高は118億7784万元(前期比18.53%増)、純利益は11億9394万元(同41.60%増)。22年1~3月期間の売上高は27億3477万元(前年同期比13.54%増)、純利益は3億2196万元(同7.72%増)。
公告によれば、同社の子会社である山西杭氧立恒気体有限公司が4000ノルマル立方メートル/時の水素精練装置と6000キログラム/日の水素ガス補給ステーションを建設し、顧客の山西晋南鋼鉄集団有限公司向けに水素ガス製品を提供する。なお、山西杭氧立恒気体は山西沃能化工科技有限公司と提携合意を結び、本プロジェクトに用いる原料水素の提供を受ける。プロジェクトの総投資額は約7000万元。
プロジェクトについて同社は、会社にとって初めてとなる水素ガスのプロジェクトであり、会社のガス事業全体の発展や、ガス応用市場の拡大において非常に大きな戦略的意味を持っていると説明。プロジェクトが順調に推進することにより、同社のガス市場における競争力、同社の全体的な利益水準が向上するとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)











