深セン証券取引所のメインボードに上場している西蔵砿業(000762/深セン)が7月9日、2022年1~6月期の業績予測を発表し、前年同時期に比べて営業利益は約4~6倍、純利益は約9~12倍という大幅な増収増益となる見込みを示した。
 
 同社は1997年設立の国有企業で、同年7月に深センメインボードに上場した。
鉄クロム合金やステンレス鋼の原料となるクロム鉄鉱、原子力砿業、新型エネルギー電源、原子力工業、宇宙航空工業、冶金工業などのハイテク分野で広く利用されるリチウム鉱の採掘と販売を主業務としている。2021年12月期の売上高は6億4411万元(前期比68.18%増)、純利益は1億4015万元(前期は4851万元の純損失)。22年1~3月期の売上高は3億5280万元(前年同期比159.18%増)、純利益は1億3204万元(同557.72%増)。
 
 同社によれば、22年1~6月期は売上高が10億~14億元(前年同期比341.70~518.38%増)、純利益が4億~5億3000万元(同840.86~1146.64%増)となる見込み。
 
 売上高、純利益ともに大きく増加した理由について同社は、特にリチウム資源市場の需要が絶えず高まり続け、リチウム製品価格が上昇し続ける中で、リチウムイオン電池大手の寧徳時代や盛新鋰能などの戦略上重要な顧客の開拓に成功したこと、長期的な契約を結んでいる顧客向けの販売量が増加したことを挙げている。今年1~6月期に同社が販売したリチウム成功は6840.6トンに、工業用炭酸リチウムは198.27トン、クロム鉄鉱が6万4000トンに達した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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