中国の家電大手、海信家電<ハイセンス>(00921/香港、000921/深セン)が4月14日、2023年12月期第1四半期(1~3月期)の業績予測を発表した。前年同時期に比べて純利益が大きく増える見通しだ。
業績予測によると、23年1~3月期の会社株主に帰属する純利益は5億3250万~6億2530万人民元で、前年同時期の2億6623万元から2.00~2.35倍に増える。また、非経常損益を差し引いた純利益は4億2800万~5億3000万元となり、前年同時期の1億8613万元の2.30~2.85倍となる見込み。
純利益が大きく増える要因について同社は、販売チャネル、製品ラインナップが改善、サプライチェーン管理体系が絶えず最適化し、製品の収益性が顕著に向上したと説明している。
22年12月期の売上高は741億1515万元(前期比9.55%増)、純利益は30億6923万元(同31.01%増)、会社株主に帰属する純利益は14億3490万元(同47.54%増)だった。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)