投資家の慎重スタンスが強まる流れ。
業種別では、ゲーム関連が急落。吉比特(603444/SH)や中文天地出版伝媒(600373/SH)、浙江数字文化集団(600633/SH)などがそろってストップ(10.0%)安で引けた。業界関係者は上述した弁法について、現時点で草案の段階だが、実際に実施された場合にはオンラインゲーム会社へのインパクトが大きく、収益力に影響を及ぼすとみている。
ハイテク株もさえない。インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が4.0%、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が1.7%、業務ソフト開発大手の用友網絡科技(600588/SH)が1.2%、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が1.1%ずつ下落した。
半面、エネルギー関連株はしっかり。エン鉱能源(600188/SH)が2.5%、中国石油化工(600028/SH)が2.1%、中国神華能源(601088/SH)が2.0%、中国海洋石油(600938/SH)が1.1%ずつ上昇した。素材株、インフラ関連株、海運株、銀行株も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.02ポイント(0.01%)高の225.22ポイント、深センB株指数が3.36ポイント(0.32%)高の1048.92ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)