自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。
業種別では、ハイテク関連の上げが目立つ。液晶パネルメーカーの南京中電熊猫信息産業集団(600775/SH)がストップ(10.0%)高、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が3.1%高、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が3.0%高、産業向けIo事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が1.9%高、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が1.5%高で引けた。
医薬株もしっかり。薬明康徳(603259/SH)が6.1%、江蘇呉中実業(600200/SH)が2.1%、河南太龍薬業(600222/SH)が2.0%、ショウ州片仔コウ薬業(600436/SH)が1.8%、通化東宝薬業(600867/SH)が1.4%ずつ上昇した。
半面、石油や石炭のエネルギー関連は安い。中国石油化工(600028/SH)が2.5%、中国石油天然気(601857/SH)が2.4%、中国神華能源(601088/SH)が1.8%、エン鉱能源(600188/SH)が1.7%ずつ下落した。世界景気の鈍化予測が流れる中、エネルギー需要の縮小も警戒されている。このほか、公益株、銀行株の一角も売られた。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.42ポイント(0.19%)安の224.19ポイント、深センB株指数が5.72ポイント(0.55%)高の1046.11ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)