投資家の慎重スタンスが強まる流れ。
業種別では、ハイテクの下げが目立つ。薄膜コンデンサー中国最大手の廈門法拉電子(600563/SH)が3.7%安、アナログ半導体チップの中電科芯片技術(600877/SH)が2.3%安、フィンテック大手の恒生電子(600570/SH)が1.8%安、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が1.5%安、半導体デバイスの上海韋爾半導体(603501/SH)が1.3%安で引けた。
医薬株もさえない。天士力医薬集団(600535/SH)が2.1%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が1.5%、ショウ州片仔コウ薬業(600436/SH)が1.4%、人福医薬集団(600079/SH)が1.0%ずつ下落した。消費関連株、不動産株、インフラ関連株、公益株、運輸株なども売られている。
半面、銀行株はしっかり。交通銀行(601328/SH)が3.0%、杭州銀行(600926/SH)が1.8%、上海浦東発展銀行(600000/SH)が1.6%、招商銀行(600036/SH)と興業銀行(601166/SH)がそろって1.3%ずつ下落した。エネルギー株、産金株、非鉄株も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.27ポイント(0.11%)高の235.33ポイント、深センB株指数が4.49ポイント(0.40%)高の1127.95ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)